シドニー発のコーヒーブランド「Single O」が渋谷に進出
オーストラリアのサリーヒルズから生まれたスペシャルティコーヒーロースター「Single O (シングル オー)」が、2024年4月に開店した両国の新店舗に続き、2023年8月8日 (木) に渋谷に新しいカフェを開業しました。この新店舗は、 日本での展開10年目を迎え、国内3店舗目の出店となります。全面的にテイクアウトを中心とした業態で、高品質なコーヒーを迅速に提供する「Freepour-Coffee-On-Tap」システムを導入し、エスプレッソベースのメニューも展開しています。
10秒で提供される美味しいコーヒー
新たに渋谷でオープンしたカフェでは、4つのタップからコーヒーを自分でサーブするスタイルが用意されており、シングルオリジンや期間限定ブレンドなどがその時期に合わせて提供されます。また、フードメニューは日本の食文化とオーストラリアのカフェ文化を融合させた特徴を持ち、持ち帰りやすい料理が楽しめます。
渋谷限定メニューの魅力
特に気になるのは、渋谷限定の「TOKYO BAEロール」。日本の卵サラダをオーストラリアのカフェで人気のベーコン&エッグロールと融合させた、国内外問わず楽しめる一品です。また、「Ham It Upトースティ」では、日本橋と明治公園で展開される「Parklet」のサワードウにプロボローネチーズ、ビンテージチェダーチーズ、沖縄の工房から仕入れたハム、そしてカレートマトソースを挟んだボリューム満点のトーストが楽しめます。
お得なセットメニュー
また、自家製グラノーラにはディカフェコーヒーを使ったキャラメリゼナッツを加え、季節を彩るコールスローと共にめしあがることができ、「グラノーラスロー」という名の新メニューとしても登場しました。サラダのフレッシュ感とカリカリのグラノーラが絶妙に組み合わさり、思わずクセになる味わいです。
環境への配慮とサステイナビリティ
Single O 渋谷では、サステイナビリティを重視し、テイクアウトサービスに2つのアプローチを取り入れています。使い捨て容器の使用を抑えるために再利用可能なカップの使用を推奨し、使い捨てカップを選ぶと30円の追加料金が発生します。また、当店では「Cheap N Cheerful Reusable」として竹製やKinto製のリユーザブルカップを用意し、陶器のカップでコーヒーを楽しむお客様には無料提供しています。
アートとデザインにこだわり
店舗内装にはシドニー在住のアーティスト、YOSHIDA KENTARO氏による印象的なアートワーク「In Awe of Coffee」が施されており、コーヒーの栽培から焙煎、抽出までの過程を見ることができます。この内装はSingle Oのルーツを感じさせるデザインであり、シドニーのインテリアデザイン事務所Luchetti Krelleによってデザインされています。
アクセス良好
「Single O Shibuya」は軽快なアクセスのもと、渋谷駅から徒歩2分の場所に位置しています。新たに建てられた「AXSH」ビルの1階に位置し、目の前にはコンクリート製のステップのある三角形の広場があります。ここでは、コーヒーを楽しみながら過ごすことも可能で、ユニークなテイクアウト体験が渋谷の真ん中で広がります。Single O Shibuyaでは、品質と職人技に基づくコーヒーを提供し、東京での利便性の高いサービスが期待されています。
店舗情報
店舗名: Single O Shibuya
住所: 東京都渋谷区渋谷2-17-1 Shibuya AXSH
営業時間: 月〜金 8:00 – 19:00, 土〜日、祝日9:00 – 19:00
電話番号: 03-6684-7659
席数: なし
決済方法: 現金、各種クレジットカード、交通系電子マネー iD、QUICPay、Apple Pay、Union Pay、PayPay
公式サイト:
Single O公式サイト
Instagram: @single_ojapan
「Single O」は、シドニーのサードウェーブコーヒーの先駆者として知られ、2003年からシングルオリジンコーヒーにフォーカスしてきました。2014年には日本にその第一号店をオープンし、日本でも次第に注目を浴びる存在になり、日本橋浜町にはさらに旗艦店を開店しました。今回の渋谷オープンは、そうした進化の一歩として、多くのコーヒー愛好者に歓迎されることでしょう。