革新の標準WMS
2025-02-27 14:19:24

流通業界に革新!新たな標準WMSが構築される背景とは

流通業界に新たな風を吹き込むWMSの登場



最近、流通業界において画期的な取り組みが進行しています。株式会社サイバーリンクス(以下、サイバーリンクス)、株式会社シーネット(以下、シーネット)、株式会社リンネット(以下、リンネット)の三社が協力し、流通BMS(Business Message Standards)に対応した新しい倉庫管理システム(WMS)の構築に着手しました。

背景と目的



流通BMSは、電子取引に必要なメッセージ標準や通信プロトコル、セキュリティに関するEDI(電子データ交換)標準仕様です。これまで、流通業界では各社が独自のシステムを用いており、そのためにユーザーはカスタマイズやインテグレーションに多くの時間とリソースを割かねばなりませんでした。しかし、今回の取り組みにより、WMSの標準化が実現されることで、業界全体の効率化が期待されています。

具体的な連携内容



この新しいWMSは、まずサイバーリンクスの「クラウドEDI-Platform」と、シーネットが開発したWMS「ci.Himalayas」をベースに構築されます。この連携により、流通BMS標準に基づいたデータの迅速な連携と効率化が図られます。各種システム間におけるデータ連携の効率が向上することで、ユーザーはスムーズに新しいWMSを導入できるようになるのです。

業務効率化のメリット



この取り組みの最大のメリットは、流通企業の受発注業務の効率化と物流業務の最適化です。適正在庫の管理が効率的に行えることで、欠品や過剰在庫のリスクが軽減され、さらにサプライチェーン全体の最適化が支援されます。これにより各社の業務負担が大幅に軽減されることが期待されます。

各社の役割分担



このプロジェクトは三社の明確な役割分担によって進行します。サイバーリンクスが「クラウドEDI-Platform」を提供し、シーネットがWMSの標準化を推進、リンネットは流通BMSに関するヒアリングとデータマッピングを担当します。各社が専門的な知見を持ち寄り、共同で新しいWMSの実現を目指します。

今後の見通しと展示会の開催



流通BMSに対応した新しいWMSは、2025年3月4日から7日までの間、リテールテックジャパンにて展示される予定です。サイバーリンクスのブースでは、ブース内セミナーも開催され、具体的な成果や技術詳細についての説明が行われます。流通業界に携わる皆さんは、ぜひ足を運んでいただき、最新の情報を直接確認してはいかがでしょうか。

まとめ



流通業界におけるこの新しいWMSの構築は、業務効率の向上だけでなく、業界全体のデジタルトランスフォーメーションを促進する重要なステップです。サイバーリンクス、シーネット、リンネットの協力によって、未来の流通業界を形成する新たな基盤が創出されることでしょう。今後の展開に注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社サイバーリンクス
住所
和歌山県和歌山市紀三井寺849番地の3
電話番号

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