桜えびの豊かな香りが楽しめる新商品、山精水産の桜えびチップス

山精水産の新挑戦『桜えびチップス』の誕生

有限会社山精水産（静岡県御前崎市）は、新たなる挑戦として「桜えびチップス」を開発し、地元の特産品を活かした魅力的な商品をリリースしました。昨年、同社は第35回全国水産加工品総合品質審査会において「桜えび入りしらすチップス」で農林水産大臣賞を受賞し、その実力が認められています。これを機に、今度は桜えびについて特化した商品が登場しました。

新商品「桜えびチップス」の特徴

この「桜えびチップス」は、駿河湾産の桜えびのみを使用し、つなぎとして通常使われる馬鈴薯を一切使っていないのが特徴です。桜えびをペースト状にし、表面に散らして乾燥させる独自製法により、香ばしさと旨味を最大限に引き出しています。これにより、食感と風味のバランスが見事に整い、地元静岡の名産が新たな形で楽しめます。

試食会での評価

新百合丘オーパ店で行われた試食コーナーでは、大人から子供まで多くの方が参加し、「桜えびの香りがすごい！」「本当に桜えびの味がする」といった高評価を得ました。消費者の声を直接聞くことができ、地元の味の良さが再確認された瞬間でもありました。「口の中に桜えびの香りがしっかり残るのが嬉しい」という意見も多く、桜えびチップスの特別感を高めています。

地元素材の重要性

この商品は、地域の特産品を大切にする一環として開発されました。地域の素材を活かした商品は観光客にも人気が出る可能性が高く、地元民の誇りともなる存在に育つ可能性を秘めています。地域経済の活性化や、特産品の魅力を発信するための取り組みとして、今後の展開に期待が寄せられます。

商品概要

新商品「桜えびチップス」は5ｇ入りで、希望小売価格は731円（税抜）です。販売先は高質スーパーマーケットで、手軽に地元の美味しさを楽しむことができます。

山精水産について

有限会社山精水産（創業1970年）は、鮮魚の仲卸を経て、しらす加工や伊達巻き製造販売などを行ってきました。特に、静岡県の特産品である“たたみいわし”を用いた「しらすチップス」の製造にも力を入れており、地域の素材を活かした食品を提供する企業として成長しています。

今後も、山精水産は新たな取り組みを通じて、地域の食文化を支える確かな存在であり続けることでしょう。