りそな銀行と公文が教育支援の新たな一歩を踏み出す
株式会社公文教育研究会(以下「KUMON」)と株式会社りそな銀行(以下「りそな銀行」)は、教育格差の緩和を目指し、画期的な業務提携を発表しました。この取り組みは、国内での金融サービスと教育支援を融合させ、子どもたちの未来をさらに豊かにすることを目指しています。
背景と目的
日本社会において教育格差は深刻な課題です。特に経済的な理由で教育機会を得られない子どもたちに光を当てるため、KUMONとりそな銀行の提携が実現しました。2025年9月から始まるこのプロジェクトでは、りそな銀行からの寄付金を用いて、公文式教室に通えない子どもたちにKUMONでの学習機会を提供します。
対象となる子どもたち
支援の対象となるのは、就学援助を受ける家庭の子ども(小学校1年生から6年生)です。公文式教室に通うための会費1教科×1年分が支援されることになっており、支援は小学校6年生の3月末まで行われます。ただし、この支援は1年ごとに更新が必要です。
具体的な取り組み
この取り組みでは、KUMONが長年にわたり培ってきた教育のノウハウと、りそな銀行の新商品「ソーシャルインパクト預金」を活用して、経済的な理由で教育を受けられない小学生に無償で教育機会を提供します。預金の0.1%がKUMONを通じて教育機会に変わる透明な仕組みが築かれています。
教育格差に対する意識を広める
プロジェクトの一環として、教育支援の重要性や社会問題への関心を広めることも目的としています。この取り組みが少しでも多くの人々に教育格差を解消するための手助けとなり、持続可能な社会貢献活動を促進することを期待しています。
KUMONの理念
KUMONは、すべての子どもたちが平等に学べる環境を整え、個々の可能性を最大限に引き出すことを目指しています。経済的背景に関わらず、どのような環境にある子どもでも学ぶ機会を与えられる社会を実現するために、今後もパートナーと協力し続けていきます。
未来を見据えた取り組み
今回の提携は、KUMONの理念とりそな銀行の「金融+で未来をプラスに」という理念の共通点に基づいています。子どもたちが夢を持ち、未来に羽ばたくことができるよう、両者が協力して社会課題の解決に取り組んでいきます。
まとめ
りそな銀行とKUMONの提携がもたらす教育支援活動は、国内における教育格差の解消に向けた大きな一歩です。この取り組みを通じて、すべての子どもたちに平等な学びの場を提供し、未来の可能性を広げることを目指します。