高齢者が安心して参加できる結婚式の介護サービス「ケアエスコート」
結婚は人生で最も特別な瞬間の一つですが、その場面においてはおじいさまやおばあさま、さらには高齢の親御さまをどう迎え入れるかが重要です。「ケアエスコート」が提供する結婚式特化型の介護サービスは、新郎新婦やその家族の不安を解消し、安心してお祝いの場に臨むことを可能にします。
このサービスは、2006年に始まりました。新郎新婦が高齢の家族を招待したいと思う気持ちから生まれたもので、自分らしくあることを求める声が高まる中で、特別な場でも安心して支えられるためのニーズが進化しています。結婚式に参加することは、ただのイベントではなく、家族や友人との絆や感謝を形にする機会であるだけでなく、高齢者にとっても大切な思い出の一つとなるのです。
結婚準備には、式場の選定からドレス選び、披露宴の内容まで、数多くの要素が絡み合っています。多くのカップルは、結婚式当日が喜びに満ちた特別な日である一方、準備の忙しさや緊張から来るストレスも抱えています。こうしたプレッシャーの中で、高齢者をご招待するとなると、その世話に追われることとなり、他の招待客に迷惑をかけることを心配する新郎新婦も少なくありません。そのため、ケアエスコートは重要な役割を果たします。
ケアエスコートは、単なる介護ヘルパーの派遣とは異なり、結婚式における介護のアドバイザーであり、コーディネーターとして機能します。まずは、依頼者やご本人を訪ね、要望を汲み取り、準備段階からしっかりとサポートします。介護が必要な方の状態や好みを理解した上で、結婚式当日の服装や体調管理に関するアドバイスも行います。
実際に式場にも足を運び、ブライダルプランナーと打ち合わせを重ねることで、当日の流れや料理の内容、会場の環境をしっかりと確認します。その上で、式当日は式場のスタッフのように柔らかく付き添い、必要に応じてお手洗いへの誘導や移動のサポート、食事の手助けを行います。新郎新婦や帯同している家族にとっても、安心して特別な時間を過ごせるのです。
依頼は年々増加しており、「ご祖父母への付き添い」から「新郎新婦の親御さまへの依頼」が中心になってきています。晩婚化が進む中で、新しい家族の形態や認識も変わってきているのでしょう。
実際に、ケアエスコートのスタッフである井上が語る初仕事の体験は、感動的な場面が盛りだくさんでした。井上は10年以上の介護の経験を持つ介護福祉士で、普段の職場では味わえない特別な瞬間に挑むことに情熱を持っています。
初めての仕事に臨んだ日のことが、今でも鮮明に思い出されます。おばあ様のかわいらしい笑顔と、その目に映るお孫さんの花嫁姿は、何にも代えがたいものです。結婚式は、新たな家族のスタートなのはもちろんですが、高齢者にとっても大切なメモリーの一部となります。これからも、ケアエスコートはその思い出作りのお手伝いをしていくことでしょう。
私たちは、結婚式の特別さを感じながら、家族の絆を深める手助けをし続けます。
【問い合わせ先】
株式会社フォーハート
TEL 0422-27-2330
公式ウェブサイト
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-12-6安藤ビル5F