デジタルマーケティング分野に新たな風、JAPAN AIとの業務提携

ブランディングテクノロジー株式会社（以下、当社）は、JAPAN AI株式会社と業務提携を結んだ。この提携は、デジタルマーケティング業務にAIを活用することで、効率化と精度向上を目的としている。特に、フロント業務におけるサービス品質のばらつきを是正し、AIエージェント技術を駆使することで、より高水準なコンサルティングサービスを提供することを目指している。

業務提携の背景と意義

当社は多くの中堅・中小企業と関わり、彼らのブランディングやマーケティング支援を行っている。しかし、フロント業務では担当者のスキルや経験によりサービスの質が異なるという課題を抱えていた。AIを導入することで、分析やレポーティング、クリエイティブ制作などを効率的に行うことができ、フロント人材がより価値の高いコンサルティング業務に注力できる環境を整えることが可能となる。

特に、広告業界では緻密なサポートやコンサルティングのニーズが高まっており、当社は顧客の経営データや広告媒体のデータを統合し、リアルタイムでの可視化や分析を行う体制を整えている。このようなデータドリブンなアプローチにより、競合優位性の確立を図っている。

提携の具体的内容

本提携の一環として、JAPAN AIが提供するAIエージェント「JAPAN AI AGENT」を導入する。これは、従来のチャットボットとは異なり、自律的にタスクを実行し最適な行動を選択できるシステムである。市場調査やペルソナ生成から、広告クリエイティブの生成、記事やメールマガジンの原稿作成、Webサイトのガイドラインチェック、広告レポートの自動生成まで、幅広い業務を自動化することができる。

提携の中では、顧客案件に応じたカスタマイズも行い、ブランディングやマーケティングの支援を一層強化する方針だ。両社の知見を融合し、クリエイティブ制作やレポート作成、顧客対応のプロセスをAIがサポートするソリューションの共同開発にも着手する。