「サロン ド パルファン 2025」-香水で旅する特別な5日間-
2025年10月9日から13日まで、伊勢丹新宿店にて開催される香水の祭典『サロン ド パルファン 2025』。今年で13回目を迎えるこのイベントは、物価高が続く中でも多くの人々が日常を彩る特別な香りを求め続ける証となっています。
この4日間、世界のフレグランスが集結し、香りを通じてさまざまな国や都市を旅する体験を提供します。今年のテーマは「旅」。来場者は、各ブランドの香水を国別に試すことができ、思い出の国や憧れの都市を思い浮かべながら、自分自身の香りの地図を描くことができます。これにより、香水はただの嗜好品ではなく、旅の記憶を呼び起こす特別なアイテムとしての役割を果たします。
毎年注目を集めているこのイベントは、コロナ禍以降、香水の人気が急上昇したことから、特に若者の間で“香水沼”と呼ばれる熱狂的なコミュニティが形成されました。この傾向を受け、昨年の「サロン ド パルファン 2024」では、平均的に3本、多い人では10本以上の香水を購入するなど、香りを楽しむ文化が日常の中に浸透しています。SNSでも香りや体験がシェアされ、多くの人々が議論を交わす場となっています。
伊勢丹新宿店のメンズ館でも、香りとファッションを融合させた体験が広がり、新進気鋭のブランドやクリエイター系フレグランスが揃う豊富なラインナップが魅力です。中でも、自然をテーマにした香水の存在は、多くの来場者を惹きつけており、香水はその人の個性を引き立てる重要な要素となっています。
香水で旅するフレグランス体験
本館の世界をテーマにした香りの地図では、来場者が自分のペースで香水を試し、まるで世界を旅しているかのような感覚を味わえます。特に注目したいのが、国別のフレグランスセルフテイスティングブースです。ここでは、各国の香水が一堂に会し、自分のお気に入りの香りを見つける楽しさを提供しています。
例えば、<リベルタパフューム>の松竹梅セット(33,000円)は、日本の自然をテーマにした3本セットで、それぞれに日本の風景と文化が表現されています。松の力強い香り、竹の透明感、梅のフルーティーな香りが見事に調和し、まさに五感で楽しむ旅となるでしょう。
また、フランスの<ラルチザン パフューマー>からは、珍しい「カリフラワー」の香りを表現した新作が特別に登場します。未知の香りの世界を体験できる貴重な機会です。
さらに、日本初上陸ブランドの紹介もあり、感性豊かな香りの数々が、新たな旅を提案してくれます。特に、<ソルフェリーノ>や<ファリーナ>、<メゾン・イルフェ>といったブランドが加わり、今までにない香りの体験が期待されます。
あなたを魅了する香水の世界
特に、今回の『サロン ド パルファン 2025』では、トータルで贅沢な体験ができるオーダーメイド香水セットが約1,500万円という価格で提供されるなど、香水の新たな価値が反映されています。このような体験は、特に“香水沼”に浸っているファンにとって、自分だけの特別な香りを見つけるための旅の出発点となるでしょう。
香りは記憶や感情を呼び起こす強力なツールです。『サロン ド パルファン 2025』は、香りで旅する特別な体験が待っている場所です。このイベントが、皆さんの日常に小さな彩りを与えることを願っています。ぜひこの機会に、香りの聖地での特別な体験をお楽しみください!