アクリル製品の魅力
2025-02-25 11:51:27

カラフルなアクリル製品を通じて持続可能な未来を!有限会社三幸の挑戦

アクリル製品で彩る楽しい未来



日本が誇るアクリル製品の製造を手掛ける有限会社三幸(みゆき)は、カラフルでユニークな製品を通じて笑顔と楽しさを提供しています。足立区東和に拠点を持ち、2024年には谷中にショップを移転予定の同社は、持続可能な開発目標(SDGs)を意識した製品展開にも力を入れています。新たな商品開発を続ける三幸の代表、小沢頼寿氏に、その魅力と展望について伺いました。

製造の歴史と家族の絆


三幸は1955年に創業され、初代は小沢氏の祖父の頼三氏。彼は葛飾区で『三幸彫刻所』を設立し、主に名入れアクリルバッジを製作していました。その後、家族経営として受け継がれ、現在は3代目の頼寿氏が活躍しています。

「私たちの社名の『三幸』は、祖父の『三』と祖母の名前の『幸』から取ったものであり、家族の絆が大切にされた歴史があります」と頼寿氏は語ります。今では、頼寿氏のお父様が会長、叔父様が専務、妹が副社長という家族のチームワークも強みです。

足立ブランドとの関わり


三幸は平成19年から足立ブランドの認定を受けており、地域の他の製造業者との協力関係が刺激になっています。「足立ブランドのおかげで同業者との交流が増え、お互いに刺激を与え合っています。これは我々の創造力を高める要因となっています」と頼寿氏は述べています。

先進技術による製品革新


三幸はアクリル製品の中でもデザイン性が高い製品開発に注力しています。特にPMMA(アクリル樹脂)は、透明性が美しく耐衝撃性にも優れています。アクリル板やアート作品、さらにはファッション性の高い雑貨など、様々な製品を手掛けています。

新たに導入したレーザー加工機によって、製造効率が向上し、デザインの幅も大きく広がりました。ここで生まれた斬新な製品は、国内外のデザインコンテストでも高く評価されています。

コロナ禍での挑戦と事業継続


コロナ禍においても、三幸はアクリル製のフェイスシールドやパーテーションなど、感染対策商品を展開することで市場ニーズに応えました。「この時期の需要はとても高く、通常では考えられない数の製品を生産しました」と頼寿氏。

環境に優しい取り組み


持続可能な材料の利用も意識しており、製作過程で出る端材を活用した『プレミアムアクリル』を販売しています。さらに、リファインアクリルとしての新しい商品展開を行い、スタイリッシュなアクセサリー作りを楽しむワークショップも人気です。

「参加者が自分だけの作品を作れる楽しさを提供できるのが魅力です。実際、親子で参加し、お互いに自分のデザインに夢中になる姿を見ています」と頼寿氏は笑顔で語ります。

未来へのビジョン


三幸の次なる目標は、ブランド名『TOKYO ACRYL』を世界に広め、東京を代表する企業として認知されることです。「原材料費や製造コストに課題がありますが、これを乗り越え、誰もが認めるアクリルブランドに成長していきたい」と意気込みを語っています。

春フェス2025での参加


2025年3月8日にはMotto!東あだち<春フェス2025>でワークショップを開催予定です。この機会に、アクリル製品の楽しさを多くの方に感じてもらえるイベントとなることを期待しています。アクリル製品の魅力を広め、地域の振興にも貢献していく三幸の今後に、目が離せません。


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会社情報

会社名
足立ブランド
住所
東京都足立区中央本町一丁目17番1号足立区産業振興課
電話番号
03-3880-5869

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