2022年10月24日、東京南青山にあるHANAREでプレス向けに「金継ぎ体験会」が開催されます。この特別なイベントは、日本の伝統技術である金継ぎを体験できる機会を提供します。
金継ぎとは?
金継ぎは、割れた陶器や器を漆で修復し、その傷跡を金粉や銀粉で美しく装飾する技術です。この技術は、今から数世代にわたって受け継がれてきた日本の文化の1つであり、最近では特にコロナ禍の影響で自宅時間を豊かにする趣味として脚光を浴びています。また、金継ぎセットや体験イベントも増加していることから、多くの人々がこの魅力に触れています。
イベントの概要
この金継ぎ体験会は、午前11時からと午後1時からの2部構成で、各回4名まで参加可能です。所要時間は約1.5時間で、参加者は実際に金継ぎを体験することができます。お席は限られていますので、事前の予約が必須です。予約は、InstagramのDMまたはLINEを利用して行えます。
金継ぎの背景
金継ぎ協会が設立された背景には、世界的な持続可能性のトレンドや「もったいない」の文化があります。破損した器を大切に修復する金継ぎは、日本のサステナビリティの象徴となりつつあります。最近では、たくさんの反響を受けて、金継ぎをより身近に感じてもらうための場所が南青山のHANAREに誕生したのです。
金継ぎの拡がり
特にレストラン業界では、以前はコストを重視するあまり、割れた食器は廃棄されることが一般的でした。しかし、最近の動きとして、金継ぎ技術を取り入れることで、再利用可能な器の重要性が再認識されています。金継ぎ協会は、著名なホテルやレストランとともに、金継ぎによる器のアップサイクルを進めています。実際、あるレストランチェーンでは、金継ぎにより年間420枚相当の廃棄を削減することに成功しました。
海外での注目
今では、金継ぎは日本国内のみならず、海外でもその存在感を増しています。例えば、大量生産の文化に対し、金継ぎの精神は非常に貴重な教えとなっているのです。ニューヨークのメトロポリタン美術館やスミソニアンでの展覧会もその一例です。
日本金継ぎ協会の活動
一般社団法人日本金継ぎ協会は、金継ぎの技術を広め、文化を継承するために日々活動しています。持続できる未来を目指し、金継ぎ技術を多くの人々に知ってもらうためのプロジェクトを積極的に展開しています。その活動の一環として、飲食業界への金継ぎ講習会なども行っています。
参加方法
金継ぎ体験会に参加希望の方は、下記の情報を記入の上、10月14日までにご返信ください。
- - 御社名・貴媒体名:
- - 御名前:
- - 御同伴者:有(人数をお知らせください)・無
- - 御連絡先 TEL:
- - 撮影の有無:有(スチール/ムービー)・無
- - 代表理事及びアンバサダーへの個別取材の希望:有・無
この貴重な体験を通じて、細部にご注意いただきながら、持続可能な文化を次世代につなげる金継ぎの魅力を、ぜひ癒しとともに感じ取ってください。また、美的感覚を豊かにするこの体験を、多くの方に知っていただきたいと思います。