株式会社リーディングマークと株式会社スポンサーズブーストが協力し、大学の部活動と企業の関係を強化する取り組みを始めました。この相乗効果により、学生と企業双方にとっての利点が増えます。特に、リーディングマークが運営する「ミキワメ 適性検査」とスポンサーズブーストの「SPONSORS BOOST」が組み合わさることで、企業と部活生とのミスマッチが防がれることが期待されています。
企業と学生に新たな機会を提供する背景
近年、大学生活で部活に専念する学生は、一般的に就職活動を始めるのが遅くなる傾向があります。しかし、企業側にとっては、体育会系の学生は積極的に採用したい対象です。その一方で、企業と学生が交流を持つことは難しく、そのためのプラットフォームが求められていました。このニーズに応えるため、リーディングマークとスポンサーズブーストは手を組みました。
協業の内容とメリット
新しいプラットフォーム「SPONSORS BOOST」に登録された部活動は、全員が「ミキワメ 適性検査」を受検します。この検査により、参加者の性格や特性が明確になり、早期のキャリア形成に寄与します。また、企業側は出資した部活メンバーのプロフィールを閲覧することができ、検査結果も確認できます。これにより、企業は自社の社風に合った学生を見つけやすくなります。さらに、企業の従業員も検査を受けることで、自社に適した人材の傾向を理解することができ、より効果的な採用活動が行えます。
今後の展望と活動の進め方
今後、両社は互いのWebサイトやSNSを通じてサービスを積極的に宣伝し、部活動の登録促進や企業とのスポンサー契約を進めていく計画です。これにより、企業は体育会系学生との接点を早期に持つことができ、部活はスポンサーシップを活かして経済的不安を軽減します。
両社のコメント
リーディングマークの社長、飯田悠司氏は「ミスマッチを防ぎ、より良い出会いを増やすためにこの連携を進めている」と語ります。一方、スポンサーズブーストの西里将志氏は、企業と学生がつながることで、部活動が採用活動の新しい形になることを期待しています。
この新たな協業を通じて、企業と学生の関係構築がより深化し、双方の成功へとつながることが期待されています。学生が自分のキャリアを歩む上での不安を軽減し、企業も優秀な人材を得ることができる、新しいエコシステムが構築されることは間違いありません。