AI時代の人材育成対談
2025-10-02 22:19:22

AI時代の人材育成に警鐘を鳴らすイマジナとNISの対話

AI時代の人材育成に警鐘を鳴らすイマジナとNISの対話



株式会社イマジナは創立25周年を迎えたニュー・インターナショナル・スクール・オブ・ジャパン(NIS)のディレクター、スティーブン・R・パー氏との対話を通じて、AI時代における人材育成の重要性について論じました。本インタビューは、教育とブランディングという一見異なる領域が、実は「価値創造」という意味で共通していることを示しています。

成績評価なし、教科書なし—革新的な教育アプローチ



NISの教育方針には、成績評価を廃止し、教科書に依存しないスタイルが特徴です。ここでは、46,000冊の蔵書を有する図書館と最新のテクノロジーを活用し、異年齢の生徒たちが共に学ぶ環境を整えています。この「非競争的な学び」は、批判的思考や問題解決能力を育む鍵であり、企業における人材育成にも応用可能な革新性を含んでいます。

インナーブランディングとしての教育



イマジナの理念に基づき、「従業員が最強のブランドアンバサダーである」という考え方と、NISの教育理念「実践を通じたミッションの重要性」は見事に一致します。教育機関と企業の連携を図り、組織のブランド価値が内部からいかにして形成されるかという新たなブランディング論が展開されました。対話を通じて、一貫性のある組織文化の構築の必要性が強調されます。

「アイデンティティは間違い」-AI時代に求められる人間観



パー氏による「アイデンティティは間違いである」という理論は、固定観念や成功基準を否定し、進化と適応の重要性を説いています。AIが情報を効率的に処理する時代に、人が持つべきは「変化し続ける力」です。この考え方は教育だけでなく、キャリア形成や組織開発においても非常に重要です。将来に向けて、不断の学びと成長がますます重要になるでしょう。

インタビュー対象者のプロフィール



スティーブン・R・パー氏は、NISの創設者兼校長であり、ブラウン大学で学士号を取得、UCLAで修士号を取得しました。東京のインターナショナルスクールで19年勤務したのち、2000年にNISを設立。また、日本インターナショナルスクール協議会(JCIS)の元副会長、米国カリキュラム開発協会日本支部(JapanASCD)の元会長を務めています。

株式会社イマジナについて



株式会社イマジナは、「人から始まるブランド価値創造」を目指す企業です。企業文化づくりにおける管理職の役割を重視し、その強化に向けて様々なプログラムを推進しています。この対談を通じて、AI時代に必要とされる人材育成のあり方と、教育が持つブランディングの可能性について考える契機となることでしょう。

お問い合わせ先



株式会社イマジナ
担当:青江 美波
TEL:03-3511-5525
FAX:03-3511-8228
MAIL:[email protected]



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会社情報

会社名
株式会社イマジナ
住所
東京都千代田区麹町3-5-2ビュレックス麹町
電話番号
03-3511-5525

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