モナコ大使のパーティー
2018-08-29 15:40:29
モナコ大使主催のカクテルパーティーで文化交流を祝う
モナコ大使主催のカクテルパーティーで文化交流を祝う
2018年8月25日と26日の両日、新国立劇場にてモナコ公国大使のパトリック・メドゥサン氏が主催するカクテルパーティーが開催されました。このイベントは、モナコと東京の2都市を拠点として活動するアーティスト「JAPON dance project」と新国立劇場バレエ団との共同制作による創作バレエ『Summer/Night/Dream』のプレミア公演を記念して行われました。
シェイクスピアの名作に新たな息吹
本公演では、シェイクスピアの著名な作品『真夏の夜の夢』がモチーフとされ、過去にも多くのオペラや映画にアダプテーションされてきたストーリーがバレエとして蘇ります。『真夏の夜の夢』は、愛、欲望、不和をテーマにした喜劇的な物語であり、モナコ公国モンテカルロバレエ団のプリンシパルダンサーである小池ミモザ氏を中心に、他の有名なダンサーたちが振付や演出を担当しました。
ダンスを通じて、シェイクスピアが描いた人間の心理や社会との矛盾、現代に通じる不条理や葛藤を見事に表現することを目指しました。特に、現代社会における人間関係の難しさを、振付師たちが舞台の上で視覚化することで観客の共感を誘いました。
VIPたちが集う華麗なカクテルパーティー
このプレミア公演を祝うために、約140名のVIPや関係者がカクテルパーティーに参加しました。モナコ公国大使、ギャラクシーエンターテインメントジャパン株式会社、モナコ政府観光会議局が共同主催したこのイベントは、国際的な文化交流の場ともなりました。
パトリック・メドゥサン大使は、「2016年に日本とモナコで外交樹立10周年を迎えたことを受け、今年は特に文化芸術振興が重要な年である」と語り、今後も両国の交流が深まることを願いました。
また、モナコ政府観光会議局の日本事務所ディレクターであるシルベスタ典子氏は、モナコのバリエーション豊かな文化的な側面を強調し、訪れる人々にとっての魅力を語りました。
モナコ公国の文化的魅力
モナコのモンテカルロバレエ団は、1985年にカロリーヌ公女によって設立され、世界的に著名なダンサーたちが集うカンパニーです。バレエ団の現芸術監督はジャン・クリストフ・マイヨー氏で、その作品群は世界中のダンスファンから高く評価されています。
このイベントを通し、モナコが持つ文化の豊かさ、日本とモナコの間のさらなる交流が生まれることに期待が寄せられています。日本のアーティストたちがモナコでの活動を展開する機会も期待される中、今後の展開に目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
モナコ政府観光会議局日本事務所
- 住所
- 東京都千代田区一番町2パークハウス701
- 電話番号
-
03-6261-6005