アーリー期スタートアップを支援する「OSAP」第20期が始動
大阪に拠点を構える公益財団法人大阪産業局は、アーリー期のスタートアップに特化した支援プログラム、「OIHスタートアップアクセラレーションプログラム(OSAP)」の第20期募集を開始しました。本プログラムは、2016年に設立され、これまでに158社を支援し、合計で378億円の資金調達を実現してきた実績があります。
本プログラムは、シード期を経て、自社の製品やサービスの開発を完了し、市場へ参入しようとするアーリー期スタートアップを対象にした支援を行います。参加企業は、2025年11月から2026年3月までの約4ヶ月間、経験豊富な起業家からのアドバイスや、大企業・ベンチャーキャピタルとの連携機会を通じて、事業の成長を加速させることを目指します。さらに、ディープテック分野に特化したスタートアップに対しても、専門的な支援体制を整えています。
プログラムの特徴
OSAPに参加することで得られる支援は多岐にわたります。まず第一に、ミドル期やExitを目指すために必要な自社の課題を整理し、伴走する形で支援を行います。これには、計画の修正や、ガバナンス・管理体制の見直しが含まれます。
また、参加企業のニーズに応じて、スタートアップ支援の専門家によるメンタリングも実施されます。次期ラウンドの資金調達や事業提携に役立つよう、VCや事業会社との連携も支援する体制が整っています。これらの支援は主にオンラインを通じて行われるため、イベントによってはオフラインでの開催も行われることがあります。
募集要項
応募資格
第20期プログラムの参加者は、以下の要件を全て満たす必要があります。
1. Product Market Fit(PMF)を達成または達成の見込みがあること。
2. 次期ラウンドでの調達を見越して成長を望むスタートアップであること。
さらに、大阪市外からの企業も参加可能であり、産業分野についての制限はありません。
募集期限
募集の締切は2025年10月15日(水)17時00分までです。選考結果については、後日OSAPの公式ホームページにて発表される予定です。
実施スケジュール
プログラムは、2025年11月中旬から2026年3月上旬までの期間、アドバイスや支援が行われます。具体的な日程としては、2025年11月19日(水)に参加スタートアップのキックオフミーティングが行われ、3月3日(火)には成果発表会(デモデイ)が予定されています。
詳細と申し込み
OSAPの詳細や申し込みに関する情報は、公式ホームページに掲載されています。興味のある方はそれをチェックし、ぜひ応募を検討してみてください。これからの事業成長を目指すスタートアップにとって、絶好の機会となるでしょう。
- - 主催: 公益財団法人大阪産業局
- - 共催: 大阪市
- - 運営: フォースタートアップス株式会社
- - 協力: 大阪スタートアップ・エコシステムコンソーシアム