障がい者支援とリユースを融合!横浜らいずで新たな挑戦
ブックオフグループが2025年3月16日に横浜市港北区で開催される「第11回 横浜らいず 丘の上のマルシェ」に出展します。このイベントは、障がい者の自立支援をテーマにした取り組みであり、参加者がリユース商品の購入を通じて、地域とのつながりを感じられる機会を提供します。
外出が難しい方のために
障がい者支援施設である横浜らいずでは、約50名の入所者が生活しています。外部とのつながりが乏しいため、閉鎖的なイメージを持たれることが課題とされています。年に2回、地域住民と企業がともに楽しむマルシェイベントを開催し、外出の楽しさを体感しながら地域との結びつきを深めていく工夫をしています。
今回のマルシェでは、「小さなBOOKOFF」と題し、BOOKOFFが取り扱うアパレル商品を提供します。この取り組みは、コロナ禍で外出が難しくなっている利用者からの要望を受けて実現しました。事前に行ったアンケート結果によれば、53.6%の方が「買い物をしたい」と回答しており、参加者が衣類購入の機会を求めていることが分かります。
昭和100年を迎える特別な機会
2025年は昭和元年から数え、昭和100年になります。この歴史的な年を迎えるにあたり、マルシェでは昭和の懐かしいアイテムが紹介されます。黒電話やレコードなど、日常生活に彩りを加えた品々が展示され、昭和を思い出す貴重な体験ができるでしょう。これらのアイテムも、BOOKOFFが大切に扱ってきたリユース品です。
障がい者の自立支援を目的とした共同企画
今回のマルシェはビーアシスト株式会社との共同企画です。ビーアシストはブックオフの特例子会社で、障がいを持つパートナースタッフが施設内で活躍しています。商品準備や設営、来場者の案内を担当し、実際の業務体験を通じて自立を支援しています。これにより、障がいを持つ方自身が地域貢献に参加することが可能になり、自己の価値を認識できるようになります。
具体的なマルシェの詳細
「横浜らいず 丘の上のマルシェ」は2025年3月16日(日)に開催されます。時間は12:00から16:00までで、横浜らいずで行われます。このイベントは、地域とのつながりを強め、障がい者と地域住民との相互理解を促進する貴重な機会となります。
まとめ
ブックオフとビーアシストによる今回の取り組みは、障がい者支援の新たな形を提示しており、リユース商品の魅力を伝えるとともに、地域社会と利用者のつながりを深めることを目的としています。参加者が楽しむことで、地域全体が一層活性化することに期待が寄せられています。特別な体験を通じて、障がい者との共生社会の実現を目指して、さらなる取り組みが進んでいくことでしょう。