NANIMONO新体制お披露目ライブが魅せた第2章の始まりと未来への展望
アイドルグループNANIMONO(ナニモノ)が、6月21日に東京・神田スクエアホールにて新メンバーを迎えた新体制お披露目ライブ『7ちゃんねる』のファイナルを行った。このライブは、各地域をテーマにしたサブタイトルを持ち、ファンたち(TAKARAMONO)の熱気に包まれた。
新体制となったNANIMONOは、7人の新メンバーそれぞれが、フロアにその存在を印象づけるように登場。「私たちと楽しい新体制、第二章はじめていきましょう!!」とひなたゆまが元気に宣言し、ライブは「アイデンティティー」から幕開けした。
新衣装は、ヲタク文化と近未来のカルチャーを融合させたデザインで、映える電飾が施されており、視覚的にも楽しませてくれる。観客のペンライトが7色に輝き、その熱気が会場を満たす様子は圧巻だった。「右向け右 前ならえ!」の声に合わせて観客も動き、ライブ全体が一体感に包まれた。
本ライブでは、新メンバーの朝比奈ろんと和田あずさの歌声が響き渡り、観客たちも彼女たちのパフォーマンスを全力で応援した。新メンバーたちは、堂々としたステージングで、まるで長年活動してきたかのような存在感を見せた。
「INTERNET MAGICAL GIRL」では、先ほどの楽曲とは一転してアーティスティックなパフォーマンスを披露。その中で「魔法少女になれなかった君のヒーローになれなかった」と繰り返し歌唱し、観客と共鳴し合う場面も見られた。そして、「魔法少女になれなかった」という新曲も披露され、感情が高まった。
自己紹介の時間では、新メンバーに「なぜアイドルになったのか?」という質問が飛び、「NANIMONOに入るためにアイドルになった」とあずさが語るとフロアは歓喜に包まれた。ろんも、自らの経験を通し、「どんな人にも寄り添うNANIMONOの姿を見て、自分もそのようなアイドルになりたい」と語った。
続く「404」や「どーぱみん!」では、熱い楽曲に乗せてメンバーたちが会場を盛り上げ、満場のTAKARAMONO達の声援が響き渡った。「全国ツアーに行きたい」「武道館に行きたい!」といった願望も、メンバーと共に叫び合った。
そして、曲の最後には彼女たちの夢が早くも叶う全国ツアーの開催についても告知され、観客たちの期待はさらに高まった。
アンコールでは「ただただ怠情」が再演され、フロアのTAKARAMONOたちも盛り上がりを見せた。ゆまが「みんながいないと私たちも嫌なんです」と伝える場面では感情がこみ上げ、最後には「もしも私がアイドルになれたら」を改めて届けた。
NANIMONOの新体制は、これからの活動を通じて何者かになる目指し、さらなる高みを目指すことが示され、「今後も一緒に未来を見て走り抜けたい」との決意がうかがえた。この日は新たなスタートを切ったNANIMONOの姿が強く焼き付き、ファンに温かな思い出を与えることとなった。
これからの展開に、目が離せないNANIMONO。彼女たちの未来は輝いている。