特急ソニック号で華やかに祝う「いい夫婦の日」ウェディングショー

2023年11月22日、特急ソニック号の車両内にて、麻生外語観光＆ブライダル専門学校、JR九州博多駅、レイジーシンデレラ福岡の3者が共催した「いい夫婦の日」ウェディングファッションショーが開催されました。このイベントは特急ソニック運行30周年を記念して行われ、特別な場でのファッションショーには大きな期待が寄せられていました。

イベントの概要

このユニークなファッションショーでは、麻生外語観光＆ブライダル専門学校の学生たちが全ての準備を担当しました。衣装選びからヘアメイク、さらにはブーケのデザインまで多岐にわたる役割を果たしながら、モデルとしてもショーに参加しました。特急ソニック号内を利用した今回のイベントは、列車のダイヤを考慮しつつ、時間内に成功させることが求められました。

当日は約200名もの観客が列車の座席に座り、学生たちが披露するドレスの美しさに魅了されました。通路をランウェイに見立て、10名のモデル学生たちが自信を持って歩き、その姿は参加者に感動を与えました。

運行と進行

ファッションショーが特急ソニック号の車両内で無事に終了した後、ショーは博多駅のコンコースに移り、さらに多くの観客を惹きつけました。通りすがりの人々も足を止めてこの特別なショーを観賞し、華やかなドレスやモデルたちの姿に目を奪われていました。このような形で地元の人々に楽しんでもらうことができたのは、関係者の努力の賜物です。

モデル学生の声

モデルとして参加した麻生外語観光＆ブライダル専門学校の下川歩乃果さんは、ファッションショーの経験を通じて多くのことを学びました。彼女は「列車内でのショーは挑戦でしたが、信頼できる仲間の支えや温かい声援のおかげで、安心して取り組むことができました。新婦の気持ちを疑似体験することで、ウエディングの大切さを再認識しました」とコメントしました。彼女の言葉は、イベントがいかに彼女たちの成長に寄与しているかを物語っています。

地域連携の重要性

麻生外語観光＆ブライダル専門学校とJR九州博多駅は、これまでにも様々なコラボレーションを行ってきました。駅構内でのアート展示やNFTアートコラボレーションなど、多様な分野での連携を進めてきています。これらの活動を通じて、新たな価値の創出を目指し、地域の活性化にも貢献しているのです。

今回のファッションショーも、その一環として誕生しました。「普段は駅でやらないようなことに挑戦し、地域に新たなにぎわいを提供したい」という思いが、実際の形として結実した結果とも言えるでしょう。