宮崎県発の完全養殖サーモン「本桜鱒」が新たな風を吹き込む
宮崎県に本社を置く株式会社Smoltが、自社の技術を駆使して開発した完全養殖サーモン「本桜鱒」が2025年6月20日からイオン南宮崎店にて販売を開始します。この取り組みは、地元の水産業を活性化させることを目的としており、新鮮な海の幸を地域の人々に届ける重要なステップとなります。
取り組みの背景
今回の販売開始は、イオン九州株式会社が主催した合同商談会での試食提供がきっかけでした。商談会では、品質の高さと持続可能な養殖がアピールされ、地域の水産業に対する熱い思いが共有されました。これに賛同したイオン九州社が地産地消を推進するために、「本桜鱒」の販売が実現しました。
販売される商品
イオン南宮崎店での販売品は以下の通りです:
1.
本桜鱒(生鮮) - 提供形態:柵・お刺身
2.
本桜鱒スモークサーモン - 約50g、真空パック
本桜鱒の魅力
「本桜鱒」は、Smoltが誇る宮崎県産の純国産桜鱒で、特にその品質が注目されています。独自の高温耐性技術を利用して、温暖な気候条件下でも安定した生産が可能です。環境に配慮した持続可能な養殖方法で育てられた魚は、以下の特徴を持っています:
- - 純国産の品質:宮崎の清浄な環境で育成された安心・安全なサーモン。
- - 高温耐性技術:20℃前後の水温でも安定した養殖が実現。
- - 持続可能な養殖:環境負荷を軽減した生産システム。
- - 優れた食味:ほどよい脂のり、上品な甘みとしっとりとした食感。
- - 多様な調理法:刺身、焼き魚、ムニエルなど多彩な料理スタイルに適応。
スモークサーモンの特長
「本桜鱒」を使用したスモークサーモンは、添加物や着色料を一切使用せず、桜チップによる冷燻製法で仕上げています。その結果、豊かな香りとともに、サクラマス本来の旨味を引き出しています。
環境への配慮
本桜鱒は、気候変動にも配慮した養殖技術を採用しており、持続可能な生産を実現しています。具体的には、次のような取り組みが行われています:
- - 高温耐性技術:高温環境でも安定した養殖が可能。
- - 持続可能なシステム:淡水と海水を組み合わせて、生育環境を最適化。
- - 品質管理:厳しい基準での品質管理を実施し、安全な商品を提供。
これらの取り組みは、SDGsの目標達成にも貢献しています。特に、目標12(持続可能な生産消費)、目標13(気候変動への対策)、目標14(海の豊かさを守る)など、環境に配慮した企業活動が進められています。
Smoltとイオン九州の信念
イオン九州株式会社は、地域の皆様の豊かな暮らしを実現するため、地元の良質な商品を通じた地域活性化を重視しています。この取り組みで、Smoltは宮崎の地産の魅力をより多くの方々に届けると共に、食文化の発展に寄与していくことを目指しています。
企業の未来
Smoltの代表取締役である上野賢氏は、「地元で育てた本桜鱒が多くの人々に楽しまれることを嬉しく思います。持続可能な養殖を通じて、高品質な水産物を提供し、未来の食文化を支えていきたい」と、協会の意義を語ります。
会社概要
- - 社名:株式会社Smolt
- - 所在地:宮崎県宮崎市学園木花台西1丁目1番地
- - 設立:2019年
- - 事業内容:水産養殖業および技術開発
- - 公式サイト:Smolt公式ホームページ
今後も、Smoltとイオン九州の連携に注目が集まります。地域の皆さんに新しい食の魅力を提供する本桜鱒のこれからに、期待が高まります。