交換できるくん、東南アジア市場での挑戦
株式会社交換できるくん(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:栗原将)は、2025年4月からシンガポールを拠点とする新法人「KOUKANDEKIRUKUN ASIA PTE. LTD.」を設立し、東南アジア市場への事業展開を本格化させます。この新たな動きは、同社の成長戦略の一部として位置付けられており、住宅設備業界の国際的なニーズに応える重要なステップです。
シンガポール法人の主な目的は、東南アジア地域での住宅設備市場の調査を行い、関連企業との提携を進め、さらには海外投資家向けのIR活動を強化することです。東南アジアは約6億6,000万人の人口を抱え、近年は一人当たりの所得も向上し、名目GDPの成長が続いています。2030年には、日本を上回る経済成長が見込まれているため、この地域への進出は極めて意味深いものとなります。
シンガポール自身が、2014年に「スマート国家」構想を掲げ、デジタル化を進めている状況も見逃せません。2024年にはその再編版「スマート国家2.0」が発表される予定で、AIの導入促進やデジタルプラットフォームの信頼性向上に取り組んでいます。これにより、先進技術を活かした住宅設備の需要が高まることが予測されます。
日本の住宅設備メーカーはその高い品質と耐久性、さらには先進的な技術によって評価されており、積極的な海外展開が進んでいくにつれ、東南アジア市場での存在感も増しています。一部の大手メーカーは、売上の約30%を海外市場によって占めています。こうした背景の中、交換できるくんはシンガポール法人を中心に、より深い市場調査を行い、戦略的なパートナーシップを構築することを目指しています。
さらに、株式会社浜銀総合研究所との提携により、現地市場の分析や有望企業との連携機会の創出を目指します。これに加えて、アストリス・アドバイザリー・ジャパン株式会社との協力関係も深め、IR活動の強化を図ります。これらの取り組みを通じて、同社は自社の企業価値の向上と、新たなビジネスチャンスの獲得を狙っています。
会社概要
- - 法人名: KOUKANDEKIRUKUN ASIA PTE. LTD.
- - CEO: Masaru Kurihara
- - 所在地: 390 HAVELOCK ROAD #07-02 KING'S CENTRE SINGAPORE (169662)
- - 資本金: 200,000 SGドル
- - 営業開始日: 2025年4月1日
日本法人の情報
- - 会社名: 株式会社交換できるくん
- - 取引所: 東証GRT (7695)
- - 所在地: 〒150-0011 東京都渋谷区東1-26-20東京建物東渋谷ビル
- - 事業内容: 住宅設備リフォームDX、「交換できるくん」の開発・運営
- - URL: https://www.sunrefre.jp
今回のシンガポール法人設立は、将来にわたる持続的な成長と海外市場の拡大を実現するための重要なステップとして位置づけられています。
記載の情報は、株式会社交換できるくん及び関連企業の商標または登録商標に該当します。