福岡の未来を描く子供たちが作った海の味
福岡県で育つ未来の世代が、自らの手で地元海産物の魅力を形にしました。一般社団法人「海と日本プロジェクトinふくおか」は、地元の企業「西門蒲鉾本店」と協力し、子供たちが実際に学ぶ機会を提供する新しい取り組みを行いました。その結果、地域の海の現状を背景にした新商品「イカの天ぷら蒲鉾」と「タコの天ぷら蒲鉾」が誕生しました。
子供たちの学びと体験
このプロジェクトは、小学生を対象とした「イカタコ調査隊!」というイベントを通じて進行しました。参加した20名の子供たちは、タコ壺漁体験やイカ・タコを触って捌いて食べる貴重な機会を得ました。また、漁師や行政の担当者からは、限りある資源を大切にするための取り組みについて学ぶことができました。これにより、福岡の海の現状や課題についての理解が深まりました。
手がけたパッケージデザイン
イベントに参加した子供たちは、「福岡の未来の理想の海」をテーマにしたイラストを描きました。このアートは、新商品のパッケージデザインに採用されました。パッケージには、彼らの思いや夢が込められています。この商品は、福岡の海の魅力を伝えるだけでなく、子供たちのクリエイティブな表現を人々に届ける役割も担っています。
商品の販売情報
新商品「イカの天ぷら蒲鉾」と「タコの天ぷら蒲鉾」は、2024年10月12日(土)から早良区百道浜で開催される「RKBカラフルフェス2024」の海と日本プロジェクトブースで販売されます。価格は400円(税込)で、フェスでの販売後、10月13日(日)からはオンラインでも購入可能です。これを通じて、より多くの人に福岡の海について知ってもらうことを目指しています。
プロジェクトの背景
この取り組みは、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環です。子供たちだけでなく、一般の人々も海の現状を理解し、アクションを起こすことが求められています。プロジェクトの目的は、さまざまな人々が海に対する意識を高め、未来の世代に美しい海を引き継ぐことです。
まとめ
福岡の海を未来へとつなげるために活動する「海と日本プロジェクトinふくおか」と「西門蒲鉾本店」のコラボレーションは、地域の子供たちの積極的な参加を通じて、豊かな海の大切さを訴えています。この新商品は、味わうだけでなく、福岡の海の現状について考えるきっかけを提供するものとなっています。これからも、子供たちの力を借りて、海の未来を明るいものにしていきたいですね。