株式会社GENDA、新たな経営戦略室を設立
株式会社GENDAが2024年9月1日付で、経営戦略室を新設することを発表しました。本組織は経営直下で構成され、グループ企業を向上させるためにマーケティングやプロダクト開発、組織構築などの支援を行います。特に、M&A(合併・買収)やPMI(事業統合プロセス)の体制を強化する狙いがあります。
新設される経営戦略室は、「ビジネス・デベロップメント」「アナリシス」「マーケティング」「プロダクトマネジメント」「デザイン」といった多様な機能を有し、各グループ企業の成長を後押しする重要な役割を担います。また、前CPOの重村裕紀氏が新たに「CGO(Chief Growth Officer)兼 経営戦略室 室長」に就任し、この組織のリーダーとして期待されています。
組織改編による効果
今回の組織改編では従来の「経営戦略部」が名称変更され「戦略投資部」となり、引き続き全社のM&Aに取り組むことが決まっています。この部署は経営戦略室との連携を深め、M&AからPMIまでのプロセスをより強固なものにしていく計画です。
これにより、事業のデューデリジェンス(企業評価)の精度向上や、PMIにおける経営支援、さらにはマーケティング活動のサポートが強化されることが見込まれています。GRP全体として、各事業の成長を促すための基盤が一層強化されるのです。
重村裕紀氏の経歴
重村裕紀氏は、2016年4月にFiNC Technologiesにエンジニアとして参加し、後にプロダクトマネージャーに転職しました。ここでの業務を経て、2020年10月にGENDAに入社し、テック組織の立ち上げをリードします。その後、CTOとして開発組織の構築やコーポレートITの導入支援に従事。
2021年10月にはCPOに就任し、主にオンラインクレーン事業などのデジタルエンターテイメントプロダクトを担当してきました。2024年6月にはGENDA Gamesの取締役に就任し、今回の経営戦略室長という新しい役割に移行しました。彼の豊富な経験と専門知識が、今後の組織をさらに牽引していくでしょう。
GENDAの企業理念
GENDAは「世界中の人々の人生をより楽しく」という理念の下で、 globalなエンターテイメントネットワークの構築を目指しています。幅広い事業展開を通じて、アミューズメントやカラオケ、キャラクター関連商品、フード&ビバレッジ分野など、多岐にわたるエンターテイメント領域で活動しています。
国内には約800店舗の「GiGO」や「カラオケBanBan」をはじめとした各施設を運営し、国際的にも日本、米国、中国、台湾、英国、中東と多くの地域で事業を展開。GENDAは、楽しさを広めるための一翼を担い続けます。
今後のGENDAの成長に期待しつつ、経営戦略室の活躍に注目が集まります。