嘉之助の新たな挑戦、数量限定ウイスキー「NEW POT 2025」
鹿児島県日置市に位置する嘉之助蒸溜所は、2025年4月1日に数量限定のシングルモルトウイスキー「嘉之助 NEW POT 2025」を、嘉之助蒸溜所SHOPで発売することを発表しました。このウイスキーは、毎年行われる「ニューポット」のリリースの一環として位置づけられています。
KANOSUKEの哲学
「MELLOW LAND, MELLOW WHISKY」を理念に掲げるKANOSUKEは、鹿児島から世界に挑戦する次世代ジャパニーズウイスキーの製造を目指しています。ウイスキーの製造において全ての工程を国内で行うことを大切にしており、これが高品質な酒質を実現する基盤となっています。
「嘉之助 NEW POT」は、熟成前のウイスキー原酒として、KANOSUKEの革新と伝統が融合した「現在」を映し出す一本です。 ストレート型とランタン型の異なるポットスチルを用いて造られたこのニューポットの味わいを楽しむことで、未来のウイスキーについて思いを馳せる貴重な機会となります。
限定販売の魅力
今回の発売に合わせて、ガラス瓶は限定300本に抑えられ、特別なラベルデザインも施されています。ラベルには、3基のポットスチルをモチーフにしたデザインが施され、その色合いも使用される原酒のイメージからインスパイアを受けたものです。
原酒の特性
今回の「嘉之助 NEW POT 2025」には、ピート麦芽が使用され、そのアロマには燻製カシューナッツやスモーキーなフレーバーが特徴的です。シトラスの爽やかさとまろやかな甘みが調和しており、非常にバランスのとれた味わいです。特に、グレープフルーツピールやアプリコットのフレーバーが感じられ、リッチでクリーミーな口当たりが楽しめるでしょう。
また、ニューポットはモルトウイスキーの製造過程で蒸留されたばかりの新鮮な原酒であり、アルコール度数が高く、若々しい力強さを持っています。嘉之助蒸溜所では、100時間以上の発酵を行い、3基のポットスチルを駆使することで、甘みのある酒質の実現を目指しています。
過去の成功と未来の展望
1999年に設立された嘉之助蒸溜所は、その後すぐにウイスキーコンペティションでの受賞歴を重ねています。そして、2019年からリリースが開始された「嘉之助 NEW POT」は、国際的な評価を受けており、今後も持続的にリリースされることが期待されています。
今後、この「嘉之助 NEW POT 2025」は、社会的にも注目される存在となりそうです。シングルモルトの未来を感じる特別なボトルとして、ウイスキー愛好家やコレクターにとって見逃せない一品です。
まとめ
「嘉之助 NEW POT 2025」は、ウイスキーの原点と可能性を体感できる貴重な限定アイテムです。KANOSUKEが追求するストレートな美味しさと次世代への期待が詰まったこのウイスキーは、ぜひ一度その魅力を味わってみてください。発売日が楽しみですね。