リハビリ教育革新
2026-05-12 11:15:13

順天堂大学とデジリハがリハビリ教育の新たな未来を切り拓く共同研究に着手

順天堂大学とデジリハが共同研究開始



順天堂大学と株式会社デジリハ(所在地:東京都渋谷区)は、リハビリテーション分野の専門職育成を目的とする共同研究を開始しました。この研究の中心的なテーマは、デジタルツール「デジリハ」を用いた教育が、作業療法士(OT)や理学療法士(PT)養成課程の学生に与える影響を科学的に検証することです。ICT(情報通信技術)を活用した革新的な教育手法が、臨床判断能力の向上にどの程度寄与するかを探ります。

背景と目的


リハビリテーション領域では、専門職の人材不足や教育の質向上が急務とされています。株式会社デジリハは、全国の医療現場や放課後等デイサービスで使えるデジタルリハビリツールを開発・提供してきました。また、2023年に開始されたワークショップ「デジリハACADEMY」を通じて、専門職の育成支援にも注力しています。このような背景の中で、双方が提携し、デジリハの可能性を「単なるツール」から「人材育成ツール」へと拡大し、臨床判断能力の向上に寄与することを目指しています。

共同研究の構成


共同研究の研究題目は「ICTを活用したトレーニングの専門職教育における効果検証」です。研究は、デジリハを利用した教育方法(座学とワークショップを融合させたアプローチ)がOT/PT学生の臨床判断能力を従来の教育と比べてどのように改善するかを検証します。具体的には、2つの群(「ICT教育群」と「既存教育群」)に分けた学生に対してケーススタディを用いたICTトレーニングを実施し、事前事後での比較分析を行います。

研究担当者のコメント


順天堂大学保健医療学部の松田雅弘教授は、「現場で価値を生み出す人材を育成することが重要」と述べています。この共同研究は、デジリハを単なる道具としてではなく、『どのように活用し、患者の可能性を引き出すのか』という観点から実践的なカリキュラムを構築することを目指しています。次世代のセラピストが、ICTを利用して新たなリハビリテーションの形を創造できるよう、教育の場から変革を行っていく考えです。

一方、デジリハの研究開発部長である大松聡子は、「教育ツールとしてデジリハの機能を科学的に評価できることを嬉しく思っている」と語ります。これにより、将来的にはリハビリ専門職の教育の質を向上させ、よりよいサービスを提供するための基盤を築くことが期待されます。

目指す目標


本研究を通じて、デジリハは以下の目標を掲げています:
  • - リハビリ専門職の養成校におけるICT活用の科学的根拠創出
  • - デジリハを利用した教育プログラムの開発
  • - リハビリDX(デジタルトランスフォーメーション)の概念を現場のみならず、専門職育成にも応用し、業界全体の人材基盤を強化する

順天堂大学の紹介


順天堂大学保健医療学部は、理学療法学科と診療放射線学科を持ち、臨床現場での実習を実施することで専門的知識と技術を併せ持つ医療従事者の育成に努めています。2019年に設立され、医学部附属病院との連携を生かし、実践的な教育を行っています。

この共同研究は、リハビリ教育のこれからの方向性を示す重要なステップとなることが期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社デジリハ
住所
東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号渋谷スクランブルスクエア39階
電話番号

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