学生と共に創る未来の防犯技術、日本のものづくりを守るプロジェクト始動
学生と防犯技術の共創プロジェクトが始動
近年、ものづくりの衰退が叫ばれる中、株式会社カープと株式会社OVER20&Company.が学生と共に手を組んで新たな防犯商品のアイデア創出に挑むプロジェクトが始まりました。これは「PROJECT any」と呼ばれ、次世代の解決策を模索するための取り組みです。
プロジェクトの背景
「ものづくり」を支える日本の技術力を再生させるため、大学生たちがカープの防犯レンズの特許技術を活用して商品化を目指すこのプロジェクト。参加した学生たちは、企業理解と市場調査を重視し、常に「商品化」を意識しながら進めていきました。このような取り組みを通じて、若者が持つ新鮮な視点をビジネスに繋げることが期待されています。
プロジェクト内容
参加者は自らのアイデアを商品化するため、社員とのディスカッションやワークショップを重ねました。カープのドアビューアー製品を元に新しい活用法を考案し、エニー生たちは様々なクリエイティブな提案を行ったことでしょう。これにより、若者たちは実践的な経験を積むことができました。
今後の展開
プロジェクトはここからさらに進化します。新たなメンバー募集が始まり、実際にアイデアの試作品作りや商品名の決定、マーケティング戦略の立案が行われます。このような一連のプロセスを通じて、学生たちは現実のビジネス環境に近い状況で経験を積むことができるので、非常に貴重な機会です。
ドアビューアー市場の潜在性
今後数年間、ドアビューアー市場は急速に成長すると予想されています。特にアジア太平洋地域が中心となる見込みで、カープのガラス製ドアビューアーは、高級住宅市場においてその耐久性と美しさから需要が高まりそうです。プラスチック製品との比較においても、環境への配慮や長寿命を兼ね備えているため、競争優位性を持っています。
プロジェクトスケジュール
このプロジェクトは2024年の6月から10月まで続きます。重要なマイルストーンとして、工場ツアーや中間、最終報告会が設定されています。特に最終報告会では、参加者が取り組んできたアイデアを発表し、フィードバックを受ける貴重な機会となるでしょう。
参加者の声
参加者たちは今回の経験を非常に前向きに受け止めており、「大学では得られない社会とのつながりを経験できた」との感想や、技術的な課題を越えた時のチームワークや新商品を生み出す楽しさについての声も聞かれました。
PROJECT anyの意義
このPROJECT anyは20代の若者にリアルな実践体験を提供し、日本の社会課題に対する理解を深めるためのプログラムです。参加者は実際のビジネスの中で経験を重ねることで、自らのビジョンを広げていくことが期待されています。オンラインで情報を得られる場も設けられており、興味のある人はぜひチェックしてみてください。
会社概要
このプロジェクトを支える株式会社カープは、東京都小金井市に位置し、1964年から防犯レンズの開発・製造・販売を行ってきました。また、株式会社OVER20&Company.は東京の虎ノ門に拠点があり、次世代の成長支援事業を主導している企業です。
この新たな取り組みは、日本のものづくりの未来を切り開く重要なステップとして期待されており、学生たちの活躍に目が離せません。
会社情報
- 会社名
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株式会社OVER20 & Company.
- 住所
- 東京都港区虎ノ門4−3−1城山トラストタワー27階
- 電話番号
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