ビジネス書界に輝く受賞作品
先日、ビジネス書の重要な年次アワードである「読者が選ぶビジネス書グランプリ2025」の授賞式が開催されました。この年に選ばれたのは、アチーブメント株式会社の取締役営業本部長、橋本拓也氏の初の著書『部下をもったらいちばん最初に読む本』です。この本は、競争の激しい152冊ものビジネス書の中から、読者の一般投票によって見事に総合グランプリとマネジメント部門賞のダブル受賞を果たしました。
読者視点で選ばれる「日本一のビジネス書」
「読者が選ぶビジネス書グランプリ」は、単なる売上高や発行部数ではなく、読者が「最も有益だ」と感じた書籍を選出することに重きを置いています。これにより、参加者は自身の視点から選ばれた本が日本一のビジネス書として認められるのです。今年で10回目を迎えるこのアワードには、過去最多となる152冊がエントリーされ、その中で見事な成果を上げた『部下をもったらいちばん最初に読む本』は、多くの経営者やマネジャーにとっての“必読書”という位置づけとなりました。
橋本拓也氏の独自の視点
著者である橋本氏は、2024年9月の発売からわずか5か月で6.3万部を売り上げた本書が、心理学に基づく実践的なマネジメント手法「リードマネジメント」を詳しく解説しています。約2万人の研修実績と130名の部下を持つ橋本氏は、独自の経験をもとに「マネジメントは技術であり、誰でも学べる」というメッセージを伝えています。
かつて、著者はマネジメントの壁に直面し、部下の退職や体調不良が続く「暗黒時代」を経験しました。しかし、それがきっかけで人育てについて徹底的に学び、数々の変革を実現。2021年には新卒初の執行役員に、そして2022年には取締役に就任しました。この過程は、彼自身のマネジメントスタイルの確立にもつながっています。
実績と読者の声
本書は、マネジメントの基本的な技術を通じて、部下の成長をどう支援するのか、メンバーに仕事を任せる方法についても詳しく述べています。読者からの反響も大きく、「橋本さんからのアドバイスで業績だけでなく、社内の雰囲気も良くなった」といった声が寄せられています。
本書の章立てと構成
- - 序章: リードマネジメントで組織パフォーマンスを最大化する
- - 第1章: 最優先でやるべき「リーダーシップの技術」
- - 第2章: マネジメントの両輪を回すための「個人の成長支援の技術」
- - 第3章: 組織効率を向上させるための「水質管理の技術」
- - 第4章: マネジャーが自分の仕事を実行するための「委任する技術」
- - 第5章: 好業績と良好な人間関係を両立させる「仕組み化する技術」
この本は、マネジメントの新たな教科書として、多くの経営者やマネジャーに役立っています。ビジネス界でますます重要性が増す「人が育つマネジメント」を追求するために、ぜひ手に取ってみてください。
アチーブメント株式会社について
アチーブメント株式会社は、38年にわたり人材教育コンサルティングを行っている企業です。「教育の力で世界を変える」をモットーに、社会人向けの公開講座や企業向けの研修を提供し、多くの顧客に支持されています。また、2025年版「働きがいのある会社」ランキングで中規模部門1位に輝くなど、教育の分野で高い評価を得ています。近年では、学校教育や子ども教育にも取り組み、企業だけでなく多様な組織の支援を行っています。