2030年問題に向けた変革の起点、「AI異業種イノベ会」発足
アースみらい総研が、2024年4月から「AI異業種イノベ会」を設立する運びとなりました。この取り組みは、2030年問題に真剣に取り組む企業が集まり、共に課題解決と新しいビジネスへと発展させるための交流の場となります。日本が抱える高齢化や人手不足といった課題に対し、特に中小企業の経営力が重要であるとの認識が背景にあります。
背景と目的
日本は超高齢化社会へと進み、2030年時点で65歳以上の高齢者が人口の31%を占めると予想されています。この急激な変化により、社会保障制度や経済への影響が懸念されています。特に医療や介護の分野では深刻な人手不足が発生する見込みで、企業にも様々な影響が及ぶことでしょう。
これに対して、アースみらい総研は中小企業の経営課題を解決し、最新の技術を活用した新しいビジネスモデルを構築することを目指しています。AIやロボット技術の導入により、生産性の向上を図るだけでなく、中小企業自体が成長するためのプラットフォームを提供することが、「AI異業種イノベ会」の目的です。
AI異業種イノベ会が目指す3つの対策
1.
DX推進の加速:将来的には企業全体でデジタルトランスフォーメーションが不可欠です。特に、AIやロボティクスを活用して人手不足を補う取り組みが求められています。
2.
多様な働き方の推進:企業は、これまでフルタイム勤務が一般的だった労働文化から多様な働き方に移行する必要があります。特に家事や育児を担う人たちが働きやすい環境が求められ、それが人手不足の解消にもつながります。
3.
自走力のある人材の育成:従来の指示待ちから脱却し、自分の意見を持って行動できる人材の育成が重要で、こうした人材は企業の成長に不可欠です。
定期的な研究交流の場
「AI異業種イノベ会」では、多種多様なテーマを設定し、関心のある企業や個人が集まり毎月研究交流を行います。テーマには、多様な働き方、新ビジネスモデル、DX推進、グローバル化などが含まれ、それにより新しいアイデアや課題解決策が生まれます。
メンバーは3~8人のグループで構成され、全体メンバー数は約18名から48名を想定しています。毎月の定例会はZoomで参加可能で、リアルなイベントも3ヶ月に1度開催されます。
参加方法
興味のある方は、月会費15,000円(税込)の契約で参加できます。この契約は6ヶ月単位で、支払いは銀行振込みまたはクレジット決済が可能です。イベント参加料は別途かかる場合がありますのでご注意ください。
定例会は18:30から20:00の時間帯で実施され、イベントは18:00から始まります。申し込み希望者はアースみらい総研の公式サイトより必要事項を記入の上、送信してください。事務局からの連絡をお待ちください。
この「AI異業種イノベ会」は、企業の枠を越えた協業や知識の共有を促進し、日本経済の未来を支える重要な取り組みとなることを期待しています。2030年に向けて新しい挑戦を始めるための第一歩を共に踏み出しましょう。