東京都板橋区で、株式会社モスフードサービスは新商品「金沢カレーカツバーガー」の発表会を開催しました。この新しいバーガーは、金沢が誇るカレー文化をベースに、能登豚を使った濃厚なカレーソースとトンカツが特徴です。地域限定での発売で、特に板橋区内や北陸の3県(富山県、石川県、福井県)で展開されることが決定しています。
この商品は、日本薬科大学と板橋区の協力により開発されました。特に大学の学生たちからの意見やアイデアを反映したことで、モス流にアレンジされた金沢カレーの魅力を存分に味わえる仕上がりになっています。濃厚なカレーがしっかりと絡むトンカツと、その上にかけられるカレーソースの相性は、現地金沢市だけでなく全国のカレーファンからも多く支持を受けています。
発表会は、令和6年10月16日に板橋区役所で行われました。この席には坂本健板橋区長や、株式会社モスフードサービスの執行役員、さらに日本薬科大学の学長が出席し、新商品の魅力をアピールしました。特に、坂本区長と都築学長が新商品を実際に試食するシーンは、発表会のハイライトの一つでした。
さらに、今回の発売には特別な意味が込められています。モスフードサービスは、能登半島地震で被災した地域を応援するため、販売したバーガー1個につき20円を震災義援金として寄付することを発表。これは、被災者への直接的な支援につながり、地域振興にも寄与する取り組みです。
地域産業の活性化を目指す板橋区と、能登半島地震に見舞われた石川県金沢市との関係も深まりつつあります。両市は「友好交流都市協定」を結び、お互いの発展を目指して取り組みを強化しています。この新商品はその協力の一環でもあり、地域の人々に新たな味わいを提供することを目指しています。
発表会では、商品説明だけでなく、質疑応答の時間やフォトセッションも設けられ、多くのメディア関係者が参加しました。さらに、発表会にはモスフードサービスのキャラクターであるりんりんちゃんやリルモスも登場し、賑やかな雰囲気を演出しました。
「金沢カレーカツバーガー」は、令和6年10月17日から全34の店舗で発売される予定です。ぜひこの機会に、地域限定の特別なバーガーを味わいながら、震災復興にも心を寄せてみませんか。地域の食文化を楽しむだけでなく、社会貢献にもつながる一石二鳥のプロジェクトです。