フクシマガリレイが誇る新型ノンフロン冷凍ショーケース
フクシマガリレイ株式会社が、自然冷媒R290を採用したノンフロン冷凍プラグインショーケースのモデルチェンジを発表しました。新しいモデルでは、ベーシックモデルと大容量モデルの両方が対象となっています。
モデルチェンジの内容
今回のモデルチェンジにより、さまざまな使い勝手の向上が図られています。特に注目すべきは、庫内の底面がアルミ製から樹脂製に変更された点です。これにより、段ボールで梱包された商品を直接底面に置けるようになりました。従来機種では、別売の網を設置しないと使えなかったため、これにより作業効率が向上すること間違いなしです。
さらに、安全面でも改善が施されています。LED照明が防水仕様に変更され、より安心して使用できる環境が整いました。特に、業務用として汎用性が高い場所で使用されることを考慮すると、この変更は非常に重要です。
環境に配慮した設計
新モデルは、環境への配慮も徹底しています。自然冷媒R290の採用により、地球温暖化係数GWPはわずか3.3という低さ。この数値は、平成27年の経済産業省の告示第54号でも確認できます。このような取り組みは、サステナビリティが求められる現代において、企業の責任を果たすために重要な要素です。
高い省エネ性能
さらに、新型冷凍ショーケースはガラス扉を採用し、インバーター冷凍機を搭載することで省エネ性能も向上しました。業務用冷凍機器として、エネルギーコスト削減に貢献します。冷媒配管工事が不要で、設置やレイアウト変更も容易に行える点も大きな魅力です。
メンテナンスの手間を大幅に軽減
この新モデルでは、メンテナンスの手間も大幅に軽減されています。凝縮器がフィルターレスで、ドレンパンは自然蒸発式となっており、日常のお手入れが不要です。また、オプションで温度監視システムにも対応可能なので、安心して使用することができます。
対象機種とターゲット
今回のモデルチェンジで対象となる機種は、計8機種です。ベーシックモデル(BEシリーズ)4機種と大容量モデル(PBシリーズ)4機種が含まれています。主なターゲットは、スーパーマーケット、デパート、ドラッグストア、道の駅など、多岐にわたります。
新モデルの発売日と目標
新型冷凍ショーケースは、2025年9月1日(月)より発売される予定で、年間目標販売台数は3,000台とされています。これにより、フクシマガリレイは業務用冷凍市場において更なる競争力を強化する狙いです。
フクシマガリレイの冷凍ショーケースは、環境に配慮しながらも高性能を誇る商品として、多くの業務の現場で活用されることが期待されています。冷凍技術の進化を感じるために、新モデルをぜひご検討ください。
会社概要
フクシマガリレイ株式会社は、大阪市西淀川区に本社を構え、業務用冷凍冷蔵庫やショーケース、冷凍機応用機器の製造・販売を行っています。会社の詳細については、
公式サイトをご覧ください。