金融教育の新たな試み
2025年1月24日、横浜市立保土ケ谷中学校で、中学2年生27名を対象に企業ブロードマインドによる金融キャリア教育プログラムが行われました。このプログラムの中心には、参加者が仮想の人生を体験できるカードゲームがあります。
プログラムの目的
この出前授業の目的は、学生が将来に向けた計画や準備の大切さを学び、自分らしい人生を実現するための思考を促すことにあります。ただ単にお金を稼ぐことを目指すのではなく、限定的な資源を使って「叶えたいこと」を実現する方法を考える機会を提供します。
出前授業の内容
この授業では、参加者たちが「ライフプロデュース」というテーマのもと、カードゲームを通じてシミュレーションを行います。生徒たちは、様々な選択肢から自分の人生をプロデュースする過程において、時間やお金について考え、限られた資源をどう活用するかを学びます。この手法は、総合・探究、キャリア教育、金融教育の授業などで幅広く活用可能です。
参加者の声
授業が終わった後に、生徒たちが感じたことや学んだことについていくつかの感想を取り上げます。ある生徒は、「ゲーム中に時間の管理を失敗し、ポイントが減ってしまった。その経験から、時間とお金の両方を意識する必要を感じた」と述べました。また別の生徒は、「失敗から学び、次回はしっかり計画を立てたい」と、彼らの未来に向けた意識の変化を示しています。このように、参加した生徒たちは、実生活における重要なスキルを体得したようです。
金融教育の意義
最近の調査結果でも、若い世代の多くはお金についての深い理解が不足しているとされています。ブロードマインドは、金融教育を通じて、彼らが大人になったときに必要なお金の使い方や、理想的な人生を実現できるよう支援となることを目指しているのです。
会社概要
ブロードマインド株式会社は、「金融の力を解き放つ」を企業の理念として掲げています。金融サービスの開発を通じて、人々のライフプラン実現を支援することを目的としています。保険、証券、住宅ローンなど、さまざまな金融商品を提供するだけでなく、ファイナンシャル・ウェルビーイングに関する教育プログラム「ブロっこり」を運営しています。
ブロードマインドは、今後も「あるべき姿の金融」を社会に実装するための取り組みを続けて参ります。