日研トータルソーシング、厚生労働大臣表彰を受賞
東京都大田区に本社を構える日研トータルソーシング株式会社が、令和7年度「職業能力開発関係厚生労働大臣表彰」を受賞しました。この賞は、同社の「名古屋テクノセンター」における認定職業訓練の取り組みが高く評価された結果、授与されたものです。11月18日、東京都港区の明治記念館にて行われた表彰式には、 company の代表取締役社長である清水浩二氏も出席しました。
認定職業訓練の重要性
この表彰は、認定職業訓練や技能検定、技能の振興において長年にわたり貢献してきた事業所や団体を称える制度です。日研トータルソーシングが受賞したのは、同社が行っている技能向上に寄与する取り組みが認められたからです。このような評価を受けることで、技能労働者のスキルの向上や処遇改善が促進され、未来の技能者の確保にもつながることを目指しています。
名古屋テクノセンターの概要
名古屋テクノセンターは2017年に開設され、2018年には認定職業訓練校として認可を受けました。主に未経験者向けの保全スタンダード研修を実施しており、機械や電気にかかわる専門技術を身につけることができます。また、社会人としてのモラルや安全衛生に関する教育も徹底しています。これにより、実践的な知識と技能を相互に結びつけた人材像の育成を目指しています。
実践的な研修内容
同センターでは、機械系(製図、軸受、潤滑など)や電気系(基礎、測定器、モーター、PLC制御など)のオリジナルカリキュラムに従って、座学と実機を使った研修を行っています。さらに、3D CADや2D CADを使用した研修も行っており、機械工学や制図の基礎から専門的なスキルまで幅広く学べる環境が整っています。多岐にわたるオプション研修も実施しており、就業先に応じた実践的な訓練が受けられます。
会社の成り立ちと今後の展望
設立から約42年を迎える日研トータルソーシングは、業種や職域の枠を越えた人材ソリューションを提供する「人的資本創造企業」として、働く人・企業・社会の可能性を広げる使命を持っています。長年にわたり蓄積した技術者育成の知見とノウハウを生かし、即戦力として活躍できる人材を育成し続けることで、より良い社会の実現を目指していくでしょう。今後も名古屋テクノセンターの発展に期待が高まります。
求人情報の拡充
日研トータルソーシングは、各種求人サイトも展開しており、工場・製造業の求人サイトや地域密着の求人情報を提供しています。これにより、企業と人材を結びつける役割を果たし、さらなる人材の育成と発掘に努めていく方針です。詳細な情報は公式サイトを訪れて確認することができます。
今後も日研トータルソーシングが人材育成の重要性を強調し、労働力の活性化に寄与することを期待しています。