夢を追う子どもたち
2017-11-28 11:01:06
血友病の子どもたちが夢を追いかける!フットサルイベント応援プロジェクト
血友病の子どもたちが夢を追いかける!
2023年11月、バイエル薬品は、血友病の子どもたちがスポーツを楽しい日常の一部にするための特別なイベントを開催しました。兵庫県神戸市のセレゾン6-aiフットサルクラブで行われた「ハッピーシェア プロジェクトフットサル・ミーティング2017」には、元サッカー日本代表の北澤豪さんをコーチとして迎え、21名の児童が参加しました。
血友病とは、止血に必要な血液の凝固因子が不足しているため、出血時に通常よりも時間がかかってしまう病気です。しかし、定期補充療法により、血友病の患者も健常者と同様に生活することができるようになっています。最近では適度な運動が勧められており、このイベントに参加した一人の保護者は「自分の体のことを知りたくて応募しました」と語っています。
充実したイベントの内容
このイベントでは、児童たちがフットサルを通じて楽しむだけでなく、身体のケアや運動に関する知識を学ぶ機会も提供されました。北澤豪さんは「みんなでプレイする喜びをシェアできた素晴らしい一日でした」と語り、児童たちにとって活動の楽しさと大切さを伝えました。
また、参加された児童からは「北澤さんとたくさんプレイできて嬉しかった」との声や、「準備体操の重要性を学んだ」といった前向きな感想も多く聞かれました。保護者からも「団体スポーツに対する不安が軽減された」との意見が寄せられ、サポートを受けながら子供たちがスポーツを楽しむ姿が印象的でした。
医療の専門家によるサポート
イベントには、血友病治療の専門医である天野景裕先生と德川多津子先生も参加し、子どもたちに血友病の仕組みを分かりやすく説明しました。実際に模型を使った実験を通じて、「運動前に注射をするなどして、運動を楽しむ努力をしよう」とアドバイスを送ったのです。また、理学療法士の梶原和久先生による準備体操も実施され、運動前後のケガ予防の重要性が強調されました。
アンケート結果が示す成果
イベント終了後に行ったアンケートでは、90%の児童が「スポーツがもっと好きになった」と回答。中でも血友病を抱える子どもたちは全員が前向きな結果を示しました。また、保護者からは「子どもたちが運動に対して前向きになった」との回答が寄せられ、イベントの成功を裏付ける結果となりました。
バイエル薬品の取り組み
バイエル薬品は、こうしたイベントを通じて血友病への理解を深め、適切な治療の重要性を広めています。また、血友病を持つ子どもたちと一般の児童が一緒に楽しむことで、夢をあきらめずに追いかける姿勢を応援しています。教育や理解のキャンペーンを通じて、社会の一員としての活躍を促し、子どもたちの未来を明るく照らします。
会社概要
バイエルは、ヘルスケアと農業関連のライフサイエンスを中心とした国際的な企業です。「科学でより良い人生を」というミッションのもと、様々な製品とサービスを提供し、社会における責任ある企業市民としての役割を果たしています。さらに、持続可能な発展を目指して、研究開発や技術革新に力を入れています。
会社情報
- 会社名
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バイエル薬品株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市北区梅田2-4-9ブリーゼタワー
- 電話番号
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