千葉薬品、シフト管理業務をDX化
千葉県や茨城県に店舗を展開するドラッグストアの株式会社千葉薬品が、シフト管理業務の効率化を目的に、株式会社クロスビットの提供するシフト管理DXツール『らくしふ』を導入しました。この取り組みは、特に従業員の働きやすさと店舗の生産性向上を図るための重要なステップです。
導入の背景と課題
近年、物価上昇や人件費の高騰が問題視されている中、千葉薬品は全社的に業務の改善を進めるための「オペレーション改革部」を設立しました。この部署では、特に店舗店長のシフト管理業務の効率化が急務とされています。従来の方法では、店長の業務負担が大きく、業務の効率化には限界が見えていました。
『らくしふ』導入の決め手
千葉薬品はこれまで、別のシフト管理ツールを使用していましたが、エクセルで作成していた作業指示書の管理が難しく、十分な効果を上げることができませんでした。そこで、『らくしふ』は、複雑な作業指示を自動で反映できる機能が評価され、導入することに決めました。また、クロスビットによる迅速で丁寧なカスタマーサポートも導入の後押しとなりました。
導入による期待される効果
『らくしふ』の導入により、シフト作成や作業指示書作成にかかる時間が大幅に短縮できると期待されます。実際、すでに先行して導入した20店舗の一部では、作業時間が半減したという成功事例も報告されています。また、シフトが自動で作成されることにより、スタッフは自分の担当作業を一目で確認できるようになり、作業の見落としを防げるメリットもあります。これにより、店長はより多くの時間を顧客サービスに費やすことができるようになります。
今後の展望
千葉薬品は、今後約120店舗全店に『らくしふ』を展開し、さらに調剤部門や介護事業部門への導入も視野に入れています。また、労務管理ツールとの一元化を目指し、より一層の業務効率化を進める計画です。地域社会を大切にする千葉薬品は、スタッフの業務負担軽減を図りながら、質の高いカウンセリングや接客サービスの向上を目指しています。
経営陣からのコメント
店舗統括本部のオペレーション改革部 部長である倉田健太郎氏は、『らくしふ』のカスタマーサクセス担当が、実現すべきビジョンを深く理解し、手厚いサポートをもって導入した初期段階のフォローを行ったことに感謝の意を表しました。また、現在では店舗の自立的な運用も実現しており、今後ともオペレーション改革に向けた協業に期待を寄せています。
クロスビットの取り組み
株式会社クロスビットは、労働人口の減少により求められる業務の効率化を実現するため、『らくしふ』をはじめとするシフト管理のDXツールを提供しています。今後はAIを活用した労働力の最適配置も視野に入れ、企業の成長を支援していく方針です。
企業情報
株式会社クロスビットは、東京都千代田区内幸町に本社を構える企業です。代表取締役の小久保孝咲氏の下、2016年に設立され、今後もDX化推進に貢献するサービスを展開していきます。詳細や資料請求は公式サイトをご覧ください。