住田遠野ウインドファームの新展開
2021-06-29 16:00:03
住田遠野ウインドファーム、融資契約を締結し新たな発電プロジェクト始動
昨今、持続可能なエネルギーへの移行が求められる中、株式会社グリーンパワーインベストメント(以下、GPI)は新たに住田遠野風力発電プロジェクトに関する融資契約の締結を発表しました。このプロジェクトは特別目的会社(SPC)である合同会社グリーンパワー住田遠野を通じて進められ、岩手県の遠野市及び住田町に風力発電所を設置することが目的です。プロジェクトの開始が発表されたのは、2017年1月にさかのぼります。
本融資は、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、三井住友信託銀行、新生銀行を共同主幹事としたもので、総事業費は約400億円にのぼります。発電所には27基の風力発電機が設置され、設備容量は113,400kW、接続容量は99,750kWとなります。設置場所は旧牧場跡地を活用し、一部には国有林も含まれます。
本プロジェクトにおいて、GPIは地域と密接に連携し、遠野市の「景観資源の保全と再生可能エネルギーの活用に関する条例」など、多くの規制を踏まえた計画を進めています。また、住田町においては「農山漁村再生可能エネルギー法」に基づいた基本計画を策定し、地域の理解を得るための準備を進めました。
GPIは、関係する地域住民や自治体、関連機関との相互理解により、環境への配慮及び安全性を重視した建設工事を進めていくとのことです。地域文化の維持を大切にし、地域に根ざしたエネルギーの創造を目指していくという声明も発表されています。
運転開始は2022年12月31日を予定しており、完成後は再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づき、東北電力ネットワーク株式会社に電力を売電することになります。これにより、地域に新たなエネルギー供給の道が開かれ、持続可能な社会への貢献が期待されます。
今後、GPIは風力発電事業を通じてさらなる地域貢献に努め、住田遠野の豊かな自然環境を守りつつ、新しいエネルギー資源の開発を進めていく意向を示しています。特に、風力発電による地域経済への波及効果や雇用創出にも注目が集まっています。地域とともに歩む発展のため、GPIは引き続き努力していくでしょう。
本プロジェクトに関するさらなる情報やお問い合わせは、株式会社グリーンパワーインベストメントの公式サイトや連絡先を通じてお知らせください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社グリーンパワーインベストメント
- 住所
- 東京都港区赤坂1-11-44赤坂インターシティ
- 電話番号
-