戦没者を追悼し平和への誓いを新たにする日について

令和6年8月14日、内閣官房長官が談話を発表しました。この日、8月15日は「戦没者を追悼し平和を祈念する日」として定められています。政府は日本武道館において、天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、戦没者の遺族や各界の代表が参列するもとに、全国戦没者追悼式を執り行います。

この追悼式は、先の大戦で命を落とされた300万人以上の戦没者に対する敬意を表し、今日の日本の平和と繁栄の根底には、彼らの尊い犠牲があったということを再認識する意味があります。内閣官房長官は、この式典を通じて全国民が心をひとつにし、深く追悼の意を示すことを望んでいます。

式典は明日、正午に行われますが、官房長官は国民一人一人がそれぞれの家庭や職場で心からの黙とうを捧げ、戦没者をしのぶことを願っています。この日を通じて、恒久平和の重要性について考える機会を持つことが求められています。

このような式典は、個々の犠牲を忘れないという意味だけではなく、それぞれの家庭や社会で平和を築いていくための誓いを新たにする日でもあります。過去の教訓を忘れずに、未来へとつなげていくことが重要です。

私たち一人一人が、戦没者からの教訓を生かし、平和の尊さを改めて認識し、次世代へと引き継いでいくことが求められています。政府の主催するこの式典は、その思いを形にする大切な儀式です。

この日が、全ての人々にとって意義深いものとなり、平和を願う心が全土に広がることを期待しています。是非、多くの人がこの気持ちを共有できるよう、日常生活の中で追悼を行い、未来への希望を語り合っていきましょう。