妊活支援サービス
2022-02-03 12:00:06

ヤプリが妊活・不妊治療支援「コウノトリBenefit」を導入

ヤプリが妊活・不妊治療支援「コウノトリBenefit」を導入



最近、アプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」を展開するヤプリ社が、新たな福利厚生サービス「コウノトリBenefit」を導入したことが話題になっています。この取り組みは、同社の新人事制度「lily制度」の一環として行われ、特に妊活や不妊治療に悩む社員を支援するために設けられました。

あらゆるライフスタイルに合わせた職場環境を提供することを目指すヤプリ社は、これまでも産休や育休の取りやすさ、出産時の立ち会いなど、社員の大切なライフイベントに寄り添った制度を整えてきました。それに加え、今回「lily制度」を導入したことで、より具体的に妊活や不妊治療を支援することが可能となりました。

社員の声を反映した制度



この「コウノトリBenefit」導入の背景には、社内で行われた「妊活・不妊治療の基礎知識セミナー」があります。セミナーでは、社員から寄せられた「妊活については考えているがキャリアも保持したい」といった声や、「同僚が妊活中だが声の掛け方が分からない」といった不安が、採用の決め手となりました。これらのリアルな声を受けて、妊活と仕事の両立というテーマを中心に考え抜かれた結果、「コウノトリBenefit」が実現したのです。

提供するサービスの具体内容



「コウノトリBenefit」では、以下のような多彩なサポートが受けられます。
  • - オンラインでの専門家サポート: 自宅にいながら、専門家との相談ができるため、悩みを事前に吐露しやすい環境が整えられています。
  • - 卵子凍結サービス: 将来の妊娠を見越したオプションが用意されています。
  • - 提携クリニックの紹介: 妊娠率が高いとされるクリニックと提携し、効率的に治療を受けることが可能です。
  • - 妊孕性検査キットへのアクセス: これにより、自己チェックも可能となり、職場から手軽に取り組むことができる環境が整えられます。

このように、「コウノトリBenefit」は、妊活・不妊治療に関するニーズを幅広くカバーし、社員が安心して働ける環境を実現しようと努めています。

日本の不妊治療の現状



日本では近年、妊活や不妊治療をしながら働く人が増加していますが、実際には仕事と治療を両立できずに離職する人も多いのが現状です。約16%の方がこの問題から離職を選択しており、キャリアを諦めざるを得ないという切実な声が寄せられています。このような背景から、ヤプリ社は「はたらく幸せ」と「家族をつくる幸せ」を両立できるための構造を築くため、今回の制度を導入する運びとなりました。

メデタの役割



最近注目を浴びているスタートアップ会社、メデタは、働きながら妊活・不妊治療をしている方々に向けた支援ソリューションを提供しています。彼らもまた、不妊治療と仕事の両立の難しさを解決することをミッションとしており、企業に対して具体的な制度設計のコンサルティングを行っています。

このように、ヤプリ社が新たに導入した「コウノトリBenefit」は、現代社会における重要なテーマである妊活と仕事の両立に向けた一歩となり、今後の発展が期待されます。

会社情報

会社名
株式会社メデタ
住所
東京都中央区日本橋富沢町4-10 京成日本橋富沢町ビル2F
電話番号
080-6776-4757

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