建築現場研修プログラム
2025-09-30 12:49:05

ADIが全社員対象の建築現場研修プログラムを開始

ADIの革新プログラム:全社員向け建築現場研修プログラム



株式会社アーキテクト・ディベロッパー(以下、ADI)は、2025年9月から全社員を対象にした「建築現場研修プログラム」をスタートさせます。このプログラムは、社員が建築現場の実態を直接見学し、実務にどのように活かせるかを学ぶことを目的としています。これにより、組織全体の知識の共有と連携を深める狙いがあります。

プログラム導入の背景


このプログラムの発案者は、社員が建築現場に足を運ぶ機会が少なく、現場と社員の間に認識のギャップがあることに問題意識を持っていたメンバーです。また、部門や職種によって現場への関与が偏りがちで、全体像の理解にばらつきが生じていることも課題として挙げられました。

以前から、ADIは「認定講師制度」に基づいた建築知識研修を実施し、鉄骨造工法の実地演習などを行っていました。その結果、参加者から高い満足度を得ており、今回のプログラム立ち上げの重要な基盤となりました。

研修プログラムの目的


本研修には以下の四つの主要な目的があります:
1. 知識と視野の拡大:建築プロセス全体の理解を深め、実務を通じた知識の底上げを図る。
2. LiVLi(リブリ)の実態把握:自社商品についての仕様や品質基準の理解を促進し、業務効率を向上させる。
3. 部署間コミュニケーションの拡張:共通の言語を形成し、情報の連携を強化する。
4. 現場からのフィードバック収集:社員が現場での体験を通じて得た意見を集め、改善に活かす。

具体的な講師陣は工事担当者や職人が務め、現場での判断基準や品質管理を詳しく解説します。このプログラムは、社員による提案制度「UP(アップ)」の一環として実施されており、社員のアイデアが経営層の承認を経て具現化されたものです。

プログラム概要と運営


この研修は、ADIが毎月実施している「クリーン作戦」と組み合わせて行われます。この活動は、建築本部の社員が物件周辺を清掃することで地域貢献を行うものであり、現場研修と連携させることで運営上の負担を軽減しています。

実施の詳細


  • - 実施期間:2025年9月開始、月1回
  • - 対象/定員:全社員から公募、毎月2エリア×10名計20名
  • - 内容:清掃活動(約15分)→現場研修(約45分)
  • - 講師:工事担当者または職人
  • - 見学工程:基礎、建方、外装、木中、木完、仕上、竣工

第1回実施レポート――参加者の意見


最初のプログラムは2025年9月1日に練馬区で実施され、木工事をテーマに実地研修が行われました。参加者は、図面上の計画が施工や運用にどのようにつながるかを理解し、日常業務への適用について意見交換が行われました。

参加者の声


  • - 「図面や平面から具体的な建設物を見学することにより、理解が深まりました。」
  • - 「座学だけでなく、現場を見ながらの説明が非常に役立ちました。」
  • - 「完成物件ばかり見ていたので、建設途中の現場を体感できたことが新鮮でした。」

今後も毎月異なる工程とエリアで研修を実施し、現場体験を身近に感じられる環境づくりを進めます。プログラムが進むにつれて内容を部署ごとにカスタマイズし、業務に直結した研修が実現していく予定です。

研修プログラムの展望


この研修は、部門や職種を超えた連携を促進することによって、LiVLi(リブリ)の価値と業務の質を高める取り組みです。現場の理解が進むことで、様々な関係者の視点を尊重し、社員が互いに意見や気づきを共有する習慣が根付きます。これにより継続的な改善が促進され、新しい発想が生まれる可能性が高まります。最終的には、組織全体の一体感が強まり、ADIは持続可能な価値を提供し続ける基盤を築いていくでしょう。

ADIは「美しい暮らし方を住まいから」という企業理念のもと、人々の豊かな生活を可能にするための不動産運用の最適解を追求しており、これからも未来の実現に向け邁進していきます。


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会社情報

会社名
株式会社アーキテクト・ディベロッパー
住所
東京都中央区銀座4-12-15歌舞伎座タワー
電話番号
03-3544-2650

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