堀井美香の初舞台
2025-03-12 18:21:43

元TBSアナウンサー堀井美香が初舞台で主演!ドイツ劇『フェードラ』日本初演の舞台裏

初舞台に挑む元TBSアナウンサー堀井美香



元TBSアナウンサーの堀井美香が、東京・表参道に位置する銕仙会能楽研修所にて、華々しい初舞台を迎えることになりました。彼女が演じるのは、ドイツで話題の女性作家ニノ・ハラティシュヴィリの作品『フェードラ-炎の中で-』の主人公。ここでは、この舞台の魅力や堀井の挑戦について詳しくご紹介したいと思います。

ドイツ戯曲の新たな風



今回の舞台は、深作組による〈ドイツ・ヒロイン三部作〉の完結篇として上演されます。これまでに、深作組はドイツの戯曲を8作品連続で上演しており、現代の演劇シーンに新しい風を吹き込んでいます。特に『フェードラ-炎の中で-』は、ドイツ語圏の劇場で現在上演中の作品であり、注目の集まる最新作です。

演出の深作健太が切り取る現代社会



演出を手掛ける深作健太氏は、演劇やオペラに幅広く関わっており、彼の作品は常に社会問題を鋭く描写します。『フェードラ』でも、現代社会が抱える複雑な感情や人間関係をどのように演出するのか、非常に楽しみです。翻訳には、大川珠季が担当し、彼女は第16回小田島雄志・翻訳戯曲賞を受賞した実力派です。

豪華キャストの出演



主演のフェードラ役を務める堀井美香は、ラジオパーソナリティや朗読会など多岐にわたる活動を行ってきました。彼女にとって、ストレートプレイへの挑戦は新たな一歩となります。また、アカマース役には人気声優の市川蒼が、デモフォーン役には映像・舞台で活躍する白又敦、ぺルセア役には若手演技派の佐竹桃華、パノペウス役には深作組には欠かせない宮地大介、テーセウス役にはNHK「大岡越前」シリーズで存在感を放つ加藤頼が出演します。

舞台のあらすじ



物語は、アテネの王テーセウスの妻フェードラが抱える喪失感から始まります。彼女は失われた喜びを再び手に入れたいと願っていましたが、ある日、長男の未来の花嫁、ペルセアが現れることで彼女の心は揺れ動きます。フェードラは、一瞬でペルセアに恋に落ち、物語は予想もしない方向へと進展していきます。

一方で、勇敢な王テーセウスや野心家の司祭長パノぺウスも絡むことで、物語はさらに複雑に。この家族のスキャンダルは、やがて全ての登場人物を巻き込み、衝撃の結末へと繋がります。

堀井美香の挑戦と想い



堀井美香は自身のコメントで、「フェードラの世界には、慰めの解放か新たな蘇りがある」と語っています。これまで一人で語り続けてきた舞台とは異なる演劇に挑むことに対して、彼女はどのような演技を見せてくれるのでしょうか。観客と共に彼女の新たな一面を見つけられることが期待されます。

公演スケジュール



『フェードラ-炎の中で-』は、2025年6月26日から6月29日まで東京の銕仙会能楽研修所で上演され、その後7月5日と6日に水戸芸術館ACM劇場でも演じられます。チケットは全席指定で10,000円(税込)。今からこの舞台の成功を期待する声が高まってきています。

この新たな試みに、皆さんもぜひ足を運んで観てください。堀井美香の初舞台と共に、ドイツ演劇の魅力を存分に味わうことができる貴重な機会となることでしょう。


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会社名
株式会社サンライズプロモーション東京
住所
東京都港区北青山2-11-3A-PLACE青山6F
電話番号
03-5772-7221

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