京都府初!地域医療連携推進法人「Just2Ys League」設立!次世代型の在宅医療体制構築へ
2025年には京都府内の在宅医療必要数が大幅に増加すると予想される中、地域包括ケアシステムの構築が急務となっています。この課題解決に向けて、京都市山科区に拠点を置く医療法人社団 洛和会(洛和会音羽病院)、医療法人 双樹会(よしき往診クリニック:京都市西京区)、医療法人 和み会(なかつかさ内科・在宅クリニック:京都市北区)が連携し、7月1日に「地域医療連携推進法人 Just2Ys League(ジャスティス リーグ)」を設立しました。
Just2Ys Leagueは、京都府で初めて地域医療連携推進法人として認定された組織です。同法人は、在宅医療の推進と24時間365日対応の緊急往診システムのバックアップサポートを主な目的としています。さらに、地域の医療機関が連携して人材やシステムを共有することで、持続可能な医療体制の整備を目指します。
全国で認定された地域医療連携推進法人は39法人(※2024年4月1日現在)ですが、設立時点で150万人規模の地域全域にわたる在宅医療のサポート体制を構築する取り組みは他に例がありません。Just2Ys Leagueは、京都府の在宅医療体制の充実を図る新たな取り組みとして注目されています。
代表理事に就任したのは、設立時最年少の守上佳樹氏
代表理事に就任したのは、設立時最年少となる守上佳樹氏。スタートアップキャビネットには、洛和会ヘルスケアシステム理事長 矢野裕典氏、地域医師会の中務博信氏、KISA2隊京都隊長 宮本雄気氏などが参加し、若手医師が中心となっています。
Just2Ys Leagueは、迅速な対応(Just)、協力と切磋琢磨(League)、そして正義(ジャスティス)を象徴する法人名としています。今後、さらに内容の充実を図り、全国でも珍しい次世代型の在宅医療展開に取り組んでいく予定です。
京都府の在宅医療体制強化への期待
Just2Ys Leagueの設立は、京都府の在宅医療体制強化に向けた大きな一歩となります。24時間365日対応の緊急往診システムなど、革新的な取り組みを通じて、地域住民の医療ニーズに応えることが期待されています。また、若手医師が中心となって運営される点も注目ポイントです。今後、Just2Ys Leagueがどのように地域医療に貢献していくのか、その動向に注目が集まります。