電子記録債権担保型融資
2023-08-09 19:25:31

神奈川県企業が日本初の電子記録債権担保型ソーシャルレンディングをスタート

新しい金融サービスが日本に登場



2023年8月9日、神奈川県横浜市の日本元気インベストメント株式会社が、日本では初めて電子記録債権を担保にした融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)の営業を開始しました。これは、金融市場の新しい可能性を示すものであり、多くの投資家にとっても魅力的な選択肢となるでしょう。

背景にある金融市場の課題



日本の金融市場は、リスクを避ける傾向が強く、投資ポートフォリオが低リスクのセクターに偏ることで、投資による収益が低水準に留まっています。これにより、資金が必要な企業やプロジェクトに流れることが難しい状況が続いています。さらに、国民全体の金融リテラシーも低いため、預金が主流の選択肢となっています。

このような背景を受けて、同社は「フィンテックで日本に元気を!そして日本から世界へ元気を!」という理念のもと、経済発展に寄与する新たな金融プラットフォームの創出を目指しています。

電子記録債権担保型ファンドの概要



新設されたファンド、名付けて「日本元気インベストメント・電子記録債権担保型ファンド第1号」は、発注企業からの受発注書を担保に1,000万円の融資を提供する仕組みです。この貸付事業は、インターネットを通じて受発注書を電子記録債権化し、金融機関による担保融資を実現します。投資家への目標利回りは年率5.0%を想定しており、利回りの高い投資チャンスを提供します。

革新的な動きと将来的な展望



この事業は、法人向けの電子記録債権を利用することで、より多くの資金需要者と投資家を結びつけます。また、今後は社会的意義の高い様々な分野にも目を向け、次世代のソーシャル金融プラットフォームを構築する考えです。

会社の代表取締役、兼松誠司氏は、「個人投資家が投資先に共感を持つことが重要」と述べ、共感を通じた支援が企業の成長に繋がると強調しています。これにより、金融リテラシーの向上を図り、日本経済を活性化させることに貢献する計画です。

ソーシャルレンディングとは?



ソーシャルレンディングは、資金運用を希望する投資家と、資金調達を希望する企業をオンラインで結ぶサービスです。投資家は利息を受け取ることができ、銀行預金よりも高い利率が期待できるため、魅力的な投資の選択肢となります。

新規登録キャンペーンの実施



サービス開始を記念して、新規登録キャンペーンも行われています。2023年8月9日から22日までの期間中に投資用口座を開設した顧客の中から抽選で100名に1,000円がプレゼントされる特典も用意されています。

このように、革新的な金融サービスが登場することで、日本の投資環境が変わろうとしています。投資を通じて、さらなる経済成長へと繋がることが期待されます。

会社情報

会社名
日本元気インベストメント株式会社
住所
神奈川県横浜市港北区新横浜2-11-5
電話番号
045-577-0396

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