タル・ベン・シャハー博士が教える組織のウェルビーイング向上法
2019年12月14日と15日の2日間、ポジティブ心理学の第一人者であるタル・ベン・シャハー博士が開催するワークショップが東京で行われます。これは、株式会社YeeYの主催により、組織のウェルビーイング向上を目的としたプログラムです。
ポジティブ心理学とは
ポジティブ心理学は、従来の心理学が精神疾患や病理に重きを置くのに対し、人間の語られない幸福や社会の繁栄、企業の成長に焦点を当てた新たな心理学の分野です。1998年にマーティン・セリグマン博士が提唱し、以降、多くの研究者がこの領域の発展に寄与してきました。ポジティブ心理学の aim は一時的な快楽ではなく、持続的幸福感であり、企業経営や教育、政策においてもその応用が期待されています。
組織とウェルビーイングの重要性
2012年のアメリカにおける調査によれば、被雇用者の85%以上が職場へのエンゲージメントが低く、その結果、約50兆円もの経済損失が生じています。タル・ベン・シャハー博士は、ウェルビーイングが組織にもたらす効果について科学的な研究を基に多くの成果を挙げています。具体的には、イノベーションが300%増加し、営業数字は37%向上、生産性は31%向上、さらには従業員の病欠日数は66%減少し、離職率も51%低下することが示されています。
ワークショップの内容とパネルディスカッション
今ワークショップでは、実際の理論とその適用方法をタル・ベン・シャハー博士から学ぶことができます。さらに、「Well-Beingで事業や組織を紐解くとどんな世界が見えるのか」というテーマで、佐山展生氏や中竹竜二氏、前野隆司氏を招いたパネルディスカッションも行われます。モデレーターとして、島田由香(株式会社YeeY CEO)が進行を担当します。
参加者にとっての良い機会
このワークショップは、組織のウェルビーイングを向上させるための様々な技術を身につける絶好の機会です。特に企業のリーダーや人事部門の方々にとっては、実践的なアイデアやインスピレーションを得られる場となるでしょう。また、参加者には逐次通訳が提供されるため、言語の壁を気にせずに参加できるのも魅力です。
開催概要
- - 日程: 2019年12月14日(土)、15日(日)
- - 時間: 9:45-18:30
- - 会場: 東京都港区新橋6-17-21、ベルサール御成門駅前
- - 受講費用: 通常150,000円(税別)
- - 主催: 株式会社YeeY
タル・ベン・シャハー博士は、ハーバード大学で「ポジティブ心理学とリーダーシップ」のコースを担当し、多くの著名な企業でコンサルティングを行っています。彼の指導の下で学ぶことができるチャンスは貴重であり、参加することで新たな視点を得ることができるかもしれません。詳細は公式サイトにて確認できます。