シードスタートアップ支援の新たな風、インキュベイトファンド2号発足
東京都港区を拠点とするインキュベイトファンドが、新たにシードスタートアップに特化したベンチャーキャピタルファンド「インキュベイトファンド2号投資事業有限責任組合」を設立しました。設立総額は20億円で、すでに投資活動を開始しています。
インキュベイトファンドの実績
インキュベイトファンドは、特に創業期の企業に焦点を当て、過去5年間で累計100社以上のシードスタートアップに資金提供を行い、国内におけるスタートアップ支援において大きな実績を誇っています。ここでは、特に注目される企業も数多く輩出されており、株式会社gumiやポケラボ、エフルート(現在のアクセルマーク)、SanSan、Aimingなどがその代表例です。
さらに、同ファンドは2010年から運営しているシードアクセラレーションプログラム「Incubate Camp」を通じても、数多くの起業家を育成してきました。このプログラムはこれまでに200人以上の応募者から80人を選出し、実際に12社に投資しています。参加者の中には、資金調達に成功し急成長を遂げた企業も存在し、手ごたえを感じています。
投資家の構成
「インキュベイトファンド2号」には、インフォコム、株式会社セガ、中小企業基盤整備機構、D2C、ニッセイ・キャピタル、ミクシィ、三菱UFJキャピタルといった、ネット関連やゲーム業界の主要プレイヤーを含む金融機関が名を連ねています。これにより、幅広いジャンルのスタートアップへの支援が期待されます。
今後の展望
今後この新ファンドを通じて、さらなる投資活動を加速させ、3年間で100社のシードスタートアップへの投資を目指します。日本の起業家精神を育む場として、そして未来の日本を牽引する企業や経営者の育成を目指します。
「インキュベイトファンド2号」による新たな挑戦は、国内のスタートアップエコシステムにおいて注目されることでしょう。これにより、多くの若い起業家たちが夢を実現するチャンスを得られることが期待されています。
お問い合わせ先
本リリースに関する詳細な情報は、以下の連絡先にご連絡ください。
この新しい投資ファンドの設立が、シードスタートアップへの支援をさらに強化し、日本経済全体の活性化に寄与することを期待しています。