キンコーズと山陽製紙が手掛ける新サービス「PELP!+」
キンコーズ・ジャパン株式会社(以下キンコーズ)は、山陽製紙株式会社(以下山陽製紙)の新しい古紙リサイクルサービス「PELP!+」の開発に協力しました。この取り組みは、特に顧客の声を反映したものであり、これまでの紙の循環をより単独企業の視点から見える形にしています。
PELP!+とは何か?
「PELP!+」は、従来の「PELP!」に新たなアプローチを加えたサービスです。従来のモデルでは、会員企業全体での紙リサイクルが行われていましたが、「PELP!+」では、特定の企業が自主的に古紙をリサイクルし、再生利用することが可能になります。これにより、企業単独での環境への貢献を明確化し、経済的にも持続可能なビジネスモデルを支援することが目指されています。
顧客のニーズに応える
キンコーズは「PELP!」の会員として、会員企業から不要なコピー用紙を回収し、それを「PELP! PAPER」として再生してきました。この新たな「PELP!+」の導入は、多くの顧客からの「自社専用のリサイクルサービスが欲しい」というフィードバックに基づいています。そのため、キンコーズはこの声を山陽製紙に届け、サービス化を実現しました。顧客のニーズに基づくサービスの開発は、今後の持続可能な企業活動に不可欠な要素の一つです。
具体的な運用方法
キンコーズは、サービス導入後、自社内において「PELP! PAPER」を使用した名刺や封筒を制作しています。また、店舗でも「PELP! PAPER」を活用し、商品の一部として販売することで、エコロジーな印刷物の普及にも貢献しています。
環境課題への貢献
このようなサービスの展開は、企業間の連携だけでなく、地域社会全体の環境課題解決にも寄与します。キンコーズは、環境保護の観点から、今後もさらなる取り組みを推進していく意向です。
山陽製紙の取り組み
山陽製紙は、紙のリサイクルだけでなく、様々な分野での製造を手がけています。包装用クレープ紙や電子部品用層間紙など、多岐にわたる製品を提供することで、持続可能な社会の実現に向けた活動を進めています。
まとめ
新しい「PELP!+」サービスは、キンコーズと山陽製紙の協力によって生まれた、企業の単独での環境貢献を促進する新たな試みです。このような取り組みが広がることで、企業間のエコロジカルなネットワークが構築され、持続可能な社会の実現に近づくことが期待されます。