同朋大学が主催する仏教文化研究所による資料展示会「古典の発見近世版本の世界」がいよいよ開催されます。この展示会は、近世における古典の意義と発見にスポットを当てたもので、古代の名作や近世における重要な作品が一堂に会します。
開催概要
展示は二期に分かれて行われ、第一期は2025年6月20日から6月27日まで、第二期は7月7日から7月14日までの予定です。会場は同朋大学のDoプラザ1階ギャラリーDoで、開室時間は平日9:30から17:00となっています。特別開室日も設けられており、6月21日と28日、7月13日には11時から16時まで開放されるため、訪れるチャンスを逃さないでください。
展示の魅力
今回の展示では、江戸時代に「古典」として認識された『徒然草』や、新たに発見された『興御書』などを中心に、『往生要集』や『古事記伝』などの貴重な文献が展示されます。これらの資料には、近世の日本文学や文化を理解するための貴重な情報が詰まっています。
オープンキャンパスとの連動
展示会と同日にオープンキャンパスも開催されるため、受験生や関心のある方々にとっては、同朋大学の文化と学びの場に直接触れる良い機会となります。7月13日には、午後2時40分から同大の企画担当者である箕浦尚美准教授によるギャラリートークも行われる予定です。文学部での学びや研究内容について深く理解することができるでしょう。
箕浦准教授は日本文学、特に中世文学や説話文学を専門としており、「日本文学概論」「仏教文学」などの授業を担当しています。彼女の研究業績は多岐にわたり、古典文学の重要性を広める活動も積極的に行ってきました。
同朋大学の魅力
同朋大学は、名古屋市中村区に位置し、文学部や社会福祉学部を有する教育機関です。学部では文学、歴史、文化、仏教について深く探求し、人間存在の意義や社会とのつながりを考えることに重きを置いています。多様な視野から学ぶことができる同大は、将来のキャリアに向けた基礎を築くのに最適な場所です。
皆さんもこの機会に、同朋大学の豊かな文化と学びの環境に触れてみてください。