KIBIラーニング
2020-02-05 15:02:29
外国人材のための新しい学びの場「KIBIラーニング」
新たな学びのアプローチ「KIBIラーニング」
近年、日本で働く外国人材の存在感は高まっていますが、彼らが直面する課題も多いのが現状です。特に、日本職場文化やコミュニケーション方法に関する知識が不足しているため、企業の指導者たちは厳しい状況に置かれています。そんな背景から生まれたのが、株式会社KIBIによるWEBアプリ「KIBIラーニング」です。
外国人材の教育における現実
2019年、ClipLine社が実施した調査によれば、約9割の企業が外国人労働者の教育に苦労していると回答しました。その理由は、言語の壁や文化的な違い、コミュニケーション不足などさまざま。例えば、細かな指示が伝わらなかったり、逆に無理解から誤解が生じたりと、職場でのトラブルが多発しています。
こうした課題に対して「KIBIラーニング」は、実績ある調査データに基づいて、日本の価値観や慣習を明文化し、外国人材とその上司に向けた学習コンテンツを提供します。学ぶ内容は、ただの知識ではなく、背景にある文化や価値観までを掘り下げたもので、日本人と外国人材の心を通わせる手助けをします。
実例に基づいた学習コンテンツ
「KIBIラーニング」の特長の一つは、実際のビジネスシーンから得られた100シーンに基づく内容です。ただお辞儀の角度を教えるだけではなく、なぜ日本人がそのように振る舞うのか、その背後にある理由まで丁寧に解説します。顧客対応や社内の人間関係に影響するこれらの知識は、外国人材にとって非常に重要です。
親しみやすい学習スタイル
また、KIBIラーニングでは、親しみやすいイラストやマンガを使って日本の価値観を伝えています。ビジネスシーンごとに挨拶や報告の仕方、トラブルの対処法などを学ぶため、3択問題やストーリー形式の問題を用意しています。テキストだけでは想像しにくい状況を、ビジュアルで理解することで、学習意欲を促進します。
機微力診断と進捗管理
学習の途中で実施するミニテストや「機微力診断」により、個々の学習進捗も可視化。また、東京工科大学が監修し、短時間で学べるよう工夫されているため、スキマ時間を有効に利用できます。さらに、学習管理者にはリアルタイムで進捗が確認できる管理システムが整っており、企業においての評価や面談時の話題としても活用できます。
KIBIの企業背景
KIBIは、東京都千代田区に本社を置く企業で、代表取締役の山本洋平氏が過去に刊行した電子書籍が話題を呼んだことがきっかけで、外国人材の教育に特化したコンテンツを展開しています。KIBIラーニングの根底には「機微力」という概念があり、人の微細な感情の変化を察する能力を重視しています。この理念に基づき、東京大学などとの産学連携で研究が進められています。
まとめ
これからの日本において、外国人材の存在はますます重要になっていきます。彼らが日本の職場文化に適応し、円滑にコミュニケーションを取れるようになるためには、KIBIラーニングが持つ学びの手法が大いに役立つことでしょう。今後も多くの外国人材にとって、KIBIラーニングが有効なサポートツールとなることが期待されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社KIBI
- 住所
- 東京都千代田区神田佐久間町4丁目14番地ニューイワサキビル4階
- 電話番号
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