賃貸家賃動向分析
2025-02-26 13:23:22

賃貸マンションの家賃動向、全国主要都市での変化を読み解く

賃貸マンションの家賃動向、全国主要都市での変化を読み解く



不動産情報サービスを展開するアットホーム株式会社が実施した調査によると、全国主要都市における賃貸マンションとアパートの募集家賃に、2025年1月に更新が見られることが明らかになりました。本記事では、その詳細な動向を地域別に分析し、特に注目するべきポイントを紹介します。

全体の概況



調査結果によれば、神奈川県、埼玉県、千葉県、札幌市、大阪市、福岡市の6エリアは、前年同月比でマンションの平均募集家賃が上昇しています。特に、首都圏に位置する5つのエリア(東京23区、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)や札幌市、京都市、大阪市、福岡市のマンションが、2015年1月以来の最高値を記録しました。これに対し、神戸市と広島市を除く11エリアではカップル向けマンションの家賃も前年同月を上回っています。

アパートの動向



またアパートについては、ファミリー向けの需要が続いており、仙台市を除く12エリアで前年同月を上回る結果となっています。特に注目すべきは、東京23区や東京都下、千葉県、札幌市、名古屋市、京都市、神戸市、福岡市などの8エリアが2015年1月以降の最高値を更新したことです。

調査対象地域とデータ



この調査は全13のエリアを対象としており、具体的には首都圏(東京23区、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)、北海道の札幌市、宮城県の仙台市、愛知県の名古屋市、京都府の京都市、大阪府の大阪市、兵庫県の神戸市、広島県の広島市、福岡県の福岡市が含まれています。データは、アットホームで登録された居住用の賃貸マンション・アパートに基づいており、重複物件は独自に処理されています。

家賃の定義と分類



本調査で「家賃」は、入居者が月額支払う賃料に管理費や共益費等を含めた金額と定義しています。また、住居の広さに応じて、シングル向き(30㎡以下)、カップル向き(30㎡〜50㎡)、ファミリー向き(50㎡〜70㎡)、大型ファミリー向き(70㎡超)と分類されます。平均家賃指数は2015年1月を基準とし、上昇率は小数点第2位を四捨五入した数値となっています。

結論



2025年の賃貸市場は、全体的に上昇傾向にあり、特に都心部や人気エリアにおける需要の高さが際立っています。マンション、アパート、いずれも前年を上回る動向にあることから、今後の家賃市場にも注目が集まることでしょう。詳細なデータについては、アットホームの公式サイトにてPDFをダウンロードして確認できます。

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会社情報

会社名
アットホーム株式会社
住所
東京都大田区西六郷4-34-12
電話番号

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