RKTsunagu設立
2025-08-06 16:03:11

外国人材支援を強化する新会社「RKTsunagu」の設立について

外国人材支援を強化する新会社「RKTsunagu」の設立について



2025年8月5日、株式会社ツナググループ・ホールディングス(以下、ツナグループ)は、株式会社リッケイ、Evo Ventures株式会社と共に、新たな共同出資会社「株式会社RKTsunagu」を設立する合意を発表しました。この新会社は、日本国内での外国人材育成と提供、定着を多角的に支援することを目的としています。

設立の背景


日本は急速に進む労働力不足に直面しています。2030年には644万人の労働力ギャップが予測されており、外国人材がこの課題の解決に重要な役割を果たすことが期待されています。ツナグループの調査では、外国人材活躍市場の規模は2023年には約5,689億円に達すると見込まれており、技能実習生や特定技能の増加が顕著です。これに伴い、監理団体の役割はますます重要になっています。

株式会社RKTsunaguの目的


「RKTsunagu」は、主にベトナムなどのアジア地域から外国人材を育成し、日本国内へ送り出し、受け入れ企業とのマッチングを図ります。また、定着支援を通じて、外国人材が円滑に日本で働くための基盤を提供することを目指しています。具体的には、初年度には700名超の人材を受け入れるとともに、中長期的には年間約3,000名規模の人材紹介体制を構築することを目指します。

出資企業と役割


企業名 出資比率 役割
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株式会社リッケイ 55% ベトナムでの人材募集、教育、送り出しを主導し、法務、労務、在留資格に関する支援も行う。
株式会社ツナググループ 40% 日本国内での営業支援、受け入れ企業との連携、求人メディアを活用した就労先の確保。
Evo Ventures株式会社 5% 新規受入企業の開拓、ノウハウ提供や支援活動を通じて、業務遂行を支援する。

今後の展望


設立初期フェーズでは、日本の受入企業への営業活動を強化し、リッケイが提供するシステム開発を通じて、外国人材の受け入れニーズに対応します。リッケイはベトナムのトップ10に入るICT企業であり、豊富な経験を有しています。

この新たな取り組みは、ツナグループのグローバル事業にも影響を及ぼし、既存顧客への提案力を向上させ、新規顧客の獲得を加速させる基盤となります。RKTsunaguを通じて築かれるネットワークや知見は、日本国内における外国人材の流通モデルの確立に寄与することになるでしょう。

今後、RKTsunaguは、日本における外国人材の育成と定着を強化する社会的役割を担い、2030年の労働需給ギャップの解消へ向けて確かな一歩を踏み出すことになるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ツナググループ・ホールディングス
住所
東京都中央区銀座7-3-5ヒューリック銀座7丁目ビル7・8階
電話番号

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