ユニ・チャーム、CDP2025における選定について
ユニ・チャーム株式会社(社長執行役員:高原 豪久)が、イギリスに本部を置く国際的な環境団体CDP(カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)から「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選ばれたとの発表がありました。この評価は、企業が気候変動に対してどのようにサプライチェーン全体と連携しているかについての成果を示しています。
CDPとは?
CDPは、2000年に設立された国際的な非営利団体で、気候変動や水資源管理などの環境問題に対する情報開示を企業や自治体に求め、その取り組みを評価しています。CDPの評価プロセスは、国際的な機関投資家にも高く評価されています。
サプライヤー・エンゲージメント評価
サプライヤー・エンゲージメント評価(SEA)は、企業がサプライヤーと協力して気候変動への対応をどのように推進しているかをCDPが評価する仕組みです。評価基準には、ガバナンス、Scope3排出量の管理、目標設定、リスク管理プロセスやサプライヤーとの連携が含まれています。
リーダーに選ばれる条件
CDPの気候変動質問票に基づく評価において、上位の評価を受けた企業だけが「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」として選定されます。リーダー企業は、サプライヤーとともに気候変動対策に取り組むことによって、持続可能な社会の実現に向けた重要な役割を担っています。
ユニ・チャームのESGへの取り組み
ユニ・チャームは、「Kyo-sei Life Vision 2035」という中長期のESG目標を策定し、健康分野や環境保護に関するさまざまな取り組みを行っています。
地球の健康を守るための施策
- - 気候変動への対応: 当社では、GHG(温室効果ガス)排出量の削減を最重要課題と位置づけ、2024年にはSBTiから「SBT1.5℃目標」認定を受けたことで、積極的な削減活動を行っています。
- - 再生可能エネルギーの導入: 2030年までに使用電力100%を再生可能エネルギーにする目標を掲げ、国内外36拠点で太陽光発電システムを導入し、既に11拠点で達成しています。
- - プラスチックゼロを目指す: 2050年までに「廃プラスチック0」、「CO₂排出0」、「自然森林破壊0」の実現を目指し、生物多様性にも配慮したバリューチェーンの構築に取り組んでいます。
- - GHG排出量の算定基準: バリューチェーン全体のGHG排出量削減に向けて、国際基準「GHGプロトコル」に基づく算定規定を制定し、詳細なデータ取得を進めています。
- - Sedexの活用: サプライチェーン上の社会的および環境的課題に対応するため、Sedexプラットフォームを利用したリスクマネジメントを進めています。
今後の展望
今後もユニ・チャームは、サプライヤーとの連携強化を通じて、持続可能な低炭素社会の実現を目指し、積極的なCO₂排出量削減施策を推進していく方針です。これにより、企業としての責任を果たし、また社会全体の環境負荷軽減にも寄与していくことが期待されます。
参考リンク