MEGURI2040の成果
2026-04-10 12:00:21

無人運航船の未来を切り拓く「MEGURI2040」プロジェクトの新たな成果

2026年3月、東京都大田区に本社を構える東京計器株式会社が、無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」の第2ステージにおいて、4隻の実証船がすべて国土交通省に認証を取得したことを発表しました。これは、高齢化社会や船員不足、さらにはヒューマンエラーによる事故の減少を目指し、無人での運航を実現するための重要な第一歩です。

MEGURI2040プロジェクトの概要


「MEGURI2040」は、公益財団法人日本財団が主導し、国内53社の企業が参加するDFFAS+コンソーシアムの一環として進められています。このプロジェクトは、無人運航船の開発を通じて、周囲の環境や航行状況に応じた柔軟な対応を可能にし、海事業界が直面している課題に立ち向かうことを目的としています。特に、少子高齢化によって生じる船員の不足や事故のリスクを軽減する取り組みとして、高い社会的意義を持っています。

実証船の詳細


プロジェクト第2ステージでは、以下の4隻が自動運航船としての運航機能を商用運航下で検証され、認証を取得しました。
1. 内航コンテナ船『げんぶ』
- 長さ約134メートルで、神戸から東京までの航路でコンテナ貨物を運搬。
2. 旅客船『おりんぴあどりーむせと』
- 岡山県新岡山港から香川県土庄港を結ぶ、500名定員の離島航路船。
3. RORO船『第二ほくれん丸』
- 北海道から関東への生乳輸送を担う内航RORO船。
4. 内航コンテナ船『みかげ』
- 日本で最も普及している型式の内航コンテナ船。

技術革新と実現した自動運航


これらの実証船は、新造船と改修型船を含む多様な仕様で設計され、それぞれの用途に最適な自動運航機能を搭載しています。特に、「げんぶ」では東京計器が開発した操船制御機能が搭載されており、航行中の操船制御と離着桟時のスラスター制御がスムーズに行えるようになりました。これにより、シームレスな航行が可能となり、安全性が一段と向上しています。

また、自動運航船は、陸上支援センターとの連携により運航の冗長性が確保され、複数の船舶を同時に監視し、必要な支援を行う体制が整えられています。この陸上支援センターは、船の運航状況や周囲の環境をリアルタイムで把握し、安全性の向上に寄与しています。

今後の展望


東京計器は、労働力不足の解消や海難事故防止、離島航路の維持といった社会的課題の解決に向けて、引き続き「MEGURI2040」に取り組んでいく方針です。このプロジェクトが成功を収めれば、日本の物流や輸送インフラの発展に貢献し、さらには国際的な競争力を高めることが期待されます。

無人運航船の未来は、これからの社会における重要なカギとなるかもしれません。東京計器が見せるこの先見性のある技術革新に、引き続き注目が集まります。


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会社情報

会社名
東京計器株式会社
住所
東京都大⽥区⽻⽥空港1-1-4HANEDA INNOVATION CITY ゾーンB
電話番号
03-3732-2111

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