高齢者向け見守りサービス
2021-02-22 10:00:16
横浜市の高齢者向け住宅見守りサービスに登録したR65不動産の取り組み
横浜市での高齢者住宅見守りサービスの新たな施策
R65不動産が、横浜市の「セーフティネット住宅見守りサービス補助モデル事業」にサービス事業者として登録されました。この取り組みは、単身生活を送る高齢者が快適に住める環境を提供し、大家さんの不安を軽減することを目的としています。
住宅セーフティネットとは?
日本の高齢化が進む中、住宅を確保できない高齢者を支援するために国土交通省が施行した「住宅セーフティネット制度」があります。この制度は、低所得者や被災者、高齢者などが、適切な住宅を確保できるような仕組みを提供しています。2017年から開始され、今後10年間で50万戸の登録を目指していますが、2021年2月時点での登録戸数は約26万3,612戸です。
高齢者の増加と賃貸市場の現状
特に単身高齢者の増加が著しく、賃貸市場において受け入れ先の確保が急務となっています。幅広い調査によると、約7割の賃貸者は65歳以上に物件を貸すことに拒否感を示しています。これにより、高齢者は安心して住める場所を見つけることが難しくなっています。
セーフティネット住宅見守りサービス補助モデル事業とは?
このモデル事業は、単身高齢者が民間賃貸住宅に入居しやすくすることを目指しています。具体的には、横浜市がサービス利用料の一部を補助します。賃貸人は、R65不動産が提供する「R65あんしん見守りパック」を通じて、入居者の生活状況を把握し、異常があった場合には自動で通知されるサービスを利用できます。この仕組みによって、大家さんのリスクを減らしつつ、高齢者の生活を安心して見守ることが可能になります。
R65あんしん見守りパックの特徴
あんしん見守りパックでは、対象物件の電気使用量をモニタリングし、普段と異なる使用パターンが検知されると自動音声やメールで通知が行われます。このシステムにより、孤独死のリスクを軽減することができます。また、万が一の事態が起きた際には、家賃補償や原状回復費用の保険が付帯されているため、大家さんの経済的な負担も減ります。
今後の展望
R65不動産は、横浜市との連携を強化し、効果を検証した後は、他の自治体とも協力して高齢者が安心して住むための仕組みをさらに広げていく計画です。賃貸市場の中で、より多くの高齢者が適切な住まいを見つけられるよう努めています。
まとめ
横浜市の「セーフティネット住宅見守りサービス補助モデル事業」に登録したR65不動産の取り組みは、単身高齢者の居住問題を解決する一助となるでしょう。高齢者が安心して暮らせる環境を提供することで、より良い社会を目指しています。
会社情報
- 会社名
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株式会社R65
- 住所
- 東京都杉並区荻窪4-24-18
- 電話番号
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050-3702-2103