アワード授賞式の舞台裏
2014-07-17 18:24:40

第4回衛星放送協会オリジナル番組アワードで柳家喬太郎さんが喜びのコメントを発表

第4回衛星放送協会オリジナル番組アワードの授賞式が行われ、今年も多数の素晴らしい作品がノミネートされました。本アワードには、オリジナル番組賞に87作品、編成企画賞に27企画が応募され、全体で114の応募が集まりました。最終的には審査員によって8つの部門から合計42作品がノミネートされ、その中から最優秀賞などの受賞作品が発表される運びとなりました。

特に注目を集めたのが、オリジナル番組賞のミニ番組部門で受賞した「君にも見えたかウルトラの星! 帰ってきたウルトラマンの魅力」です。この番組に出演した落語家の柳家喬太郎さんは、受賞後に「この番組に参加できたことを本当に嬉しく思っています」と、感謝の気持ちを述べました。式典当日、喬太郎さんはウルトラマン柄の着物を着用しており、そのスタイルについても語りました。「古典落語を演じるのが難しくなるかもしれませんが、このような着物を着ても堂々と古典をこなせる落語家になることが私の新たな課題です。ウルトラマンが新たな挑戦を与えてくれた気がします」とその思いを熱く語ります。

今回の授賞式では、審査委員長の吉岡忍氏も壇上でコメントを披露。「今年の受賞作はどれも素晴らしい。」と語り、制作者に向けて「ぜひ受賞作品を見て、どのように番組が作られたかを学び取ってほしい」と激励しました。また、専門チャンネルの魅力についても語り、「尖った内容で深く描いていくことが重要」だと強調しました。今年のアワードは、来年の第5回に向けての挑戦を呼びかける盛り上がりを見せました。

今回のアワードで最優秀賞に輝いた作品は以下の通りです。ドラマ番組部門では「ドラマWスペシャル 人質の朗読会」、ドキュメンタリー部門では「ノンフィクションW八十歳の漂流俳優」、中継番組部門には「WRC世界ラリー選手権2014 パワーステージ」、バラエティー部門には「特撮国宝-TOKUHO-」、情報教養部門では「ザ・プレミアムよみがえる江戸城」、アニメ部門は「フルーティー侍」、忙しい現代に最適なミニ番組部門には「君にも見えたかウルトラの星!」が選ばれました。

また、奨励賞もあったりと、多様なジャンルが評価された今回のアワード。ドキュメンタリー部門では「ドキュメンタリー The REAL 二輪モータースポーツ モリワキレーシング」、中継部門からは「THE野球盤L!VE2013オールスター」、バラエティ部門では「大人番組リーグ2」が名を連ねました。

なお、オリジナル編成企画賞の最優秀賞は「TVアニメ50年の金字塔」が受賞しました。特別賞には「ソチ2014パラリンピック24時間専門チャンネル」、奨励賞には「TUTTO VERDI~史上初!ヴェルディ・オペラ大全集」が選ばれました。受賞した番組や企画に対する関心が高まる中、各制作者にとっての刺激となることは間違いありませんし、今後の作品への期待も高まります。

このように、多くの秀作が顕彰されるアワードは、作品を支える背景やスタッフ、そしてなにより視聴者の力で成り立っています。次回、そして今後の挑戦に向けて、それぞれがどのような新しい価値を提供してくれるのか楽しみですね。

会社情報

会社名
一般社団法人衛星放送協会
住所
東京都港区赤坂2-8-2 ATビル4階
電話番号
03-6441-0550

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。