中北紘子展HIROKO NAKAKITA Solo Exhibition
兵庫県芦屋市とアメリカ・カリフォルニアを拠点に活動するアーティスト、中北紘子氏の個展が、待望の東京で開催されます。本展は、彼女にとって約7年ぶりの東京での展示であり、多くのアートファンが注目しています。
表現と技法の融合
中北氏の作品は、力強いマチエールと共に、ヴィヴィッドで柔らかな色彩が特徴です。彼女は、砂を練り込んだ油絵具やアクリル樹脂、金箔などを巧みに使い、静物をテーマにした作品を制作しています。一般的な描写とは異なる、アブストラクトなアプローチで表現された作品からは、彼女自身の深い感情やアイデンティティが伝わってきます。
個展の内容
本展には、平面作品を中心に、立体作品も含む新作が約40点展示されます。中北氏独特の筆やペインティングナイフによるテクスチャーが、見る者にスリリングな体験を提供します。また、今回の個展では初めて「日本」をサブテーマにした作品も登場し、伝統的な要素と現代アートの融合を楽しむことができます。これにより、彼女の創作活動がどのように進化してきたのかを直接肌で感じることができる貴重な機会となるでしょう。
展示作品の一部
「眠れる森の池のほとりで」(2019年、91.5x122cm、ミクストメディア)など、視覚的にも魅力的な作品が多く、観客の心をつかむこと間違いありません。これらの作品は、中北氏の豊かな表現力と独自の視点が色濃く反映されています。
展示概要
- - タイトル: 中北紘子展HIROKO NAKAKITA Solo Exhibition
- - 会期: 2019年11月1日(金)~10日(日)
- - 会場: 新生堂(東京都港区南青山5-4-30)
- - 開館時間: 11:00~18:00(最終日のみ~17:00)
- - 無休
- - お問い合わせ: 03-3498-8383
- - 公式サイト: 新生堂
中北紘子のプロフィール
中北紘子氏は1981年に兵庫県で生まれ、2006年に東京藝術大学大学院美術研究科を修了。以来、彼女は活発に創作活動を行い、多くの国内外での個展に参加しています。最近の展示には、「Objectively」や「Blooming」などがあり、近年ではアートフェアにも数多く出展し、評価を高めています。
今回の個展では、中北氏の新たな試みに触れ、その表現の世界を深く体感することができるでしょう。アートファンにとって、見逃せないイベントとなること間違いありません。